実務を通して感じたスクラムマスターとして大事なこと

miyatan

ごあいさつ

DWSのみやたんでございます。

今回は、直近のスクラム開発形式のプロジェクトに携わった経験から、スクラムマスターに大切だと思ったことをまとめてみます。

私の投稿するブログでは、定期的にスクラムに関連する記事を作成していこうと思います。

スクラムにつきましては、以前に記事を作成しておりますので、「スクラムって何?」という方は、ぜひ以前私が掲載した記事をご覧ください。

スクラムマスターとは

https://scrumguides.org/ に掲載されるガイドで、「スクラムガイドで定義されたスクラムを確⽴させることの結果に責任を持つ。」と記載があります。
スクラムチームの他2つの役割である「プロダクトオーナー」と「開発者」を支援して、スクラム形式でのプロジェクト推進をできるように全面支援する役割と考えます。

スクラムマスターの仕事

上記で紹介したスクラムガイドに掲載されています。
「スクラムチーム」「プロダクトオーナー」「組織」の3つの観点で記載がされています。

ただし、プロジェクトや状況によって具体的に実施する内容は異なるので、注意が必要です。
「⾃⼰管理型で機能横断型のチームメンバーをコーチする。」というスクラムガイドの内容を例に考えてみます。

初めてスクラムチームを組んだ場合、いきなり自己組織化を求めるのは難しいかもしれません。未来像をまとめてチームに伝えたり、スクラムマスター自らやり方を指南するなど検討します。
一方、スクラムチームとして経験がある場合、見直しが必要な項目を見つけて修正をしたり、何気なく気づきを与えるような動きが必要ということも考えられます。

スクラムマスターで大事なこと

1. スクラムチーム内でしっかりコミュニケーションを取ること

相手のお話をよく聞くのがとても重要だと感じています。
直近のプロジェクトでも、チーム内で意図したことが伝わらずうまく機能しないこともありました。理由はシンプルでお互いの考えの食い違いだったので、よく話をして真摯に互いの意図を伝えることで誤解が解消できました。

2. チームとして欠けていること・求められることを客観的に考えて行動に移す

プロジェクトを進める上で、常に以下を考えます。

  • プロジェクト成果としてより良い価値が提供できることはないか
  • 円滑に進めるためにどのようにチームを運営した方がよいか

直近のプロジェクトでも、デイリースクラムの手法やプロジェクトにあったバックログの管理を検討してチーム内で会話をしました。

そして実践してみる。やらないと何も変わらないです。
うまくいかないならまた変えれば良いだけです。

3. スクラムに関する情報収集

スクラムガイドは、プロジェクトに応じた実施要項を掲載していません。
したがって、いろんな事例や情報を集めて、現状スクラムチームをさらに良くするための提案をできるようにします。
直近のプロジェクトでもツールの使い方等を含め、新しいことにも取り組んでいます。いろんな経験や情報を持っていることで、直面した課題に適した手法が見つかるのではないかと常に考えています。

まとめ

スクラムマスターの役割と大事なことをまとめてみました。
スクラムを実践する際に細かい注意点は多々ありますが、基本事項として特に重要と思ったことを記載しました。
うまくいかない時に、自分でも今一度見直しに使いたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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