福利厚生充実の企業からの転職で感じていた不安と入社後の実感
はじめに
こんにちは!2024年4月入社、入社1ヶ月のmorryです!
DWSにはさまざまな会社から転職してきた方が多く在籍しています。私もその中の一人で、前職はいわゆる大企業で、福利厚生も非常に充実していました。
そこで今回は、大企業からDWSへの転職で感じた、入社前の福利厚生・働き方における不安と、入社後1ヶ月の実感について書いていきたいと思います。
DWSの福利厚生などはこの記事が参考になります。
※本記事の情報は2024年5月執筆時点での情報であり、今後変更の可能性がございます。
前職の福利厚生や働き方
まず前職がどの様な職場であったかを書いていきたいと思います。
(企業名の特定を避けるため一部曖昧な表現を使用しております。)
前職の福利厚生
有給休暇 | 25日以上 |
年間休日 | 126日以上 |
長期休暇制度 | 年に2回、5連休以上の連続休暇取得 |
企業型確定拠出年金 | あり |
育休・産休 | 男女ともに育休取得率高水準 |
健康保険制度 | あり |
各種保険制度 | 企業用の割安の保険制度に加入可能 - 傷害保険(これだけ加入) - がん保険 - 生命保険 など |
住宅補助 | 月1万程度 |
学習補助 | - 外国語学習支援制度 - 学習プラットフォームの無料利用 |
その他 | - 色々な施設やサービスの割引 - 慶次休暇 など |
前職の働き方
- 所定労働時間
7.75時間 - 残業
月20時間程度 - フルリモート可能(だが出社率高め)
フルリモートは許可されてましたが、在宅ではできない業務などもあり、出社している方が多かったです。 - フルフレックス
一月の所定労働時間働けば柔軟に働いていいよという制度でしたが、出社している人が多くいたこともあり、基本は9:00-17:30で働いてました。
こうして書いてみるととてもいい会社だったなと思います。他にも細かい福利厚生や働き方、文化について多くの良い点がありましたが、本記事の趣旨から少しずれてしまうので今回は割愛いたします。
DWS入社前に特に不安だったこと
私は前職の働き方にはかなり満足していたので、そこから抜け出してやっていけるのかという不安は結構ありました。
特にこの辺りの不安が大きく、入社する前に検討したという項目を書いていこうと思います。
福利厚生面での不安
休暇日数(年間休日+有給)の減少
休暇日数の減少はかなり不安でしたね。前職は有給を頑張って消化してたくらいだったので多少減っても問題はないと思ってましたが、入社6ヶ月後10日、次年度11日と聞いた時に(有給は入社時期によって付与のタイミングは異なります)、月一の通院や長期休暇での帰省などができなくなってしまうのではないかという不安が大きかったです。
企業型確定拠出年金制度がない、住宅補助がない
これらは報酬に直接影響するため、結構悩んでました。
その他の福利厚生の減少
前職には多くの福利厚生があり、いざという時に困ることはなかったため、DWSではどのような項目がなくなるのか調べて検討しました。
働き方での不安
フルリモート前提の勤務
出社多めの働き方からフルリモートになり、モチベーションを高く保てるか、業務でわからないことをすぐに聞けずに効率が落ちるのではないかと不安がありました。
実質、裁量労働制では?
自分は覚悟の上だったのであまり不安ではなかったのですが、自主性を尊重する働き方と聞いていたため、結局は裁量労働制でサビ残たくさんあるんだろうなーと勝手に想像してました。
明確な上司がいない
プロジェクトが回るのか、誰に成果を見せていけばいいのか不安がありました。
入社後の実感と前職との比較
では実際に入社をしてみて、先ほどの不安に加えて、入ってから知った新しいギャップについて、入社後の実感を一つずつ書いていきます。
福利厚生に対する入社後の実感
有給休暇20日はリモートワークが発展しているので十分
有給は20日になり5日以上減りました。さらに入社後半年で10日付与、次年度11日付与(その次年度から20日付与)なので「想定外に減ったな...」というのが入社直後の正直な感想です。
(※有給は入社時期によって付与のタイミングは異なります)
しかし、実際に働いてみて感じたのは、「意外と有給減ってもなんとかなりそうだな」でした。というのも、前職では通院の際に毎回有給を使っていたのですが、DWSでは途中2hだけ抜けるというのを簡単にできるようになったので、不用意に有給が減るということが無くなったからです。
それに、休みたい時に休めるだけの十分な日数はありますからね笑
年間休日120日の不便はあまりなかった
年間休日が120日になり6日以上減ったのでかなり影響は大きいと思ってました。それを初めて体験したのは先日のGWですが、全国どこでも勤務可能だったおかげで不便さは感じませんでした。GW中は地元に帰省しながら仕事を行い、夜は友達と遊ぶなど、しっかりとGWを満喫できました!まだ長く働いていないので、年間通じてどう感じたかというのはまたアップデートできたらと思います!
確定拠出年金制度、住宅補助がない
これは単純に前職の年収に合算して検討た上で、DWSに入りたいと決意したため、入社後のギャップはありませんでした。
育休・産休取得の実績あり
入った瞬間に取得している方がいたので、「あ、取れるんだ」ってなりました。こういうイベントに対しての休みもしっかりあるって良いですね。
詳しくはこちら
各種保険制度
前職のOB会用プランに引き続き入ることができたため、差を感じませんでした。それに元々一番安い傷害保険しか入ってなかったので別で入ってもあまり差はなかったかなと思います。
健康保険制度
デロイト トーマツ グループの健康保険制度に加入できるため、前職と差はほぼないと感じています。
学習補助がエンジニア特化している
学習用プラットフォームの無料利用は変わらず、外国語学習支援制度については自分の好きな英語学習を選定できるのでむしろ前職よりもいいなと感じました!また、前職はAWSに特化した資格支援などはありませんでしたが、DWSではAWS資格取得に対する報奨金制度などエンジニアに特化した支援制度が充実しているので、とても満足しています。
その他
その他にも細かな福利厚生の差はあると思いますが、あまり使っていないものも多かったのでその辺りのギャップは今のところ感じて無いです。
働き方に対する入社後の実感
フルリモート前提の働き方
入社後「フルリモート前提の会社」でリモートワークをする素晴らしさを実感しました!
前職もフルリモート勤務可能だったので差はないと思っていました。しかし、DWSではフルリモート前提に労働環境が整っており、前職のように「フルリモートできるんだけど出社の方がいいか」という考えがなくなり、積極的に在宅ワークを取り入れるようになりました。
その結果、自分のプライベート時間は増え、病院に行くために途中2h抜けるなど、フルフレックスも活用しやすくなりました。
リモートワークでも常に質問できる環境
フルリモート前提だからこそ、業務でわからないことがあったらチャットや通話ですぐ聞ける体制になっており、入社前の不安は払拭されました。
また、常に会社の人と話せる状態だからこそ、仕事モードにしっかりと入ることができ、リモートワークでも集中して取り組むことができていることを実感しています!
裁量労働制とは違っていた
思った以上にこの辺りの働き方はしっかりしていました。確かに自主性に委ねる部分もありますが、残業をすること自体を良しとしない文化のため、業務時間内にタスクを消化する意識を持っているんだと感じました。自分はまだ一つのプロジェクトにしか所属してませんが、現状残業はありません。
(残業が完全に無い会社ではありません。詳しくはこちらをご覧ください)
明確な上司がいなくてもプロジェクトはしっかり回っていた
入ってから分かったのは、これが機能しているのは各メンバーのやる気があるからだということです。しっかりと各人がやるべきことを自分で判断して行なっているからこそ、明確な上司がいなくてもプロジェクトを回すことができているんだと実感しました。前職のように上司がいて指示を色々と出してくれる環境もとても成長に繋がっていたのでこの辺りはどちらも良し悪しがあるんだと感じています。
なんでも聞ける万能な人はいない
前職では困ったら会社のどこかに詳しい人がいて色々と教えてもらうこともできましたが、現状はコンパクトな会社なのでそういうわけにはいきません。自分で調べないといけない部分は増えましたし、責任を持って実行に移さなくてはいけない場面も増えてきました。
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました。転職前は前職より労働環境がいい会社は存在しないんじゃないかくらいに思っていましたが、DWSに入ってみて、そんなことはないんだなと実感しました。確かに前職の充実した福利厚生や安定した働き方には感謝しています。しかし、DWSの柔軟でリモートワークに特化した環境、自分の裁量に任せられた働き方、そして何より新しい挑戦や成長の機会に溢れている点は非常に魅力的です。
転職には不安がつきものですが、実際に働いてみて得られるものの多さに驚いています。今後もこの環境でどのように成長していけるのか、とても楽しみです。もしDWSに興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お問い合わせください。
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これからもDWSでの経験をシェアしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!