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「エンタープライズな規模感の案件の携われる環境がありつつも、ベンチャーのような組織としての機敏さ・人間関係の働きやすさを持っている」DWS職員インタビュー Vol.4

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DWS職員インタビューの第4弾。

今回は、当社を創設した、代表の国本(kuni)と役員の佐々木(gene)に、代表・役員の視点から見た、求職者が気になりそうな点などをインタビューをしてみました。

当社は、いわゆる役職のない職員が(当社にそもそも役職という制度もありませんが便宜上)、代表・役員ともダイレクトに活発なコミュニケーションをする会社です!
ただ、そうは言っても普段なかなか聞くきっかけがない話題もあります。

そこで、今回は社内公開インタビューという形で、マーケティング担当だけでなく、社内全体から気になる点を質問できるインタビュー会として、質問を受け付けて、一般的に入社する際に気になるであろう点から、実際に働いてる職員が普段気になっているところまで色々と聞いてみました!

聞き手:マーケティング担当者・DWS職員

人物紹介

KUNI

国本 廷宣/Kuninori Kunimoto

システムインテグレーターにて大規模システム設計・構築、運用に従事した後、2009年に株式会社MMMを設立。デジタル変革(DX)におけるAmazon Web Services(AWS)の活用を中心に、クラウド・ネイティブ、アジャイル、DevOps領域において、これまで多くのプロジェクトを成功に導いた実績を持つ。
2021年3月にAWSの卓越した専門家を選出する ”2021 Japan APN Ambassadors” に認定され、AWSエバンジェリストとしても活動。2021年8月、株式会社MMMの全株式をデロイト トーマツ リスクサービス株式会社に譲渡、デロイト トーマツ ウェブサービス株式会社に社名変更し、同社代表取締役に就任。

GENE

佐々木 悠人/Yujin Sasaki

デロイト トーマツ ウェブサービス株式会社の前身となる株式会社MMMの共同創業者、取締役。
失敗を恐れず、意見を率直に言い合える心理的安全性が高いチーム作りに取り組んでいる。

DWSで活躍する人は「探究心」と「自走力」を持っている

Q. ズバリ代表・役員が思う、こんな人はDWSで活躍できる・実際にDWSで活躍してる人はこんな人、と言った特徴などありますか?

まず、技術面への姿勢からお話ししますと、当社で活躍しているメンバーに共通するのは高い知的「探究心」を持っていること、かつ、その「探究心」を実際に行動にまで落とし込んでいることだと思っています。

「こんなことを学んでみたいな」という願望ではなく、知的探究心を満たすために具体的に自分で行動している、というのがポイントです。

そして技術以外の仕事への姿勢としては「自走力」です。

当社では会社のカルチャーとしても、業態としても、自分で考えてアクションを起こしていける方が評価もされますし、活躍もできると思っています。また、そういった方であれば、当社で仕事を楽しんでやっていただけると感じています。

ほとんど kuni が言ってくれた内容に僕も同感です。

まず、技術への「探究心」。

当社で活躍するメンバーというのは、「〇〇を勉強している」、というよりも、「〇〇が好きだから・面白そうだから技術を触っている」という方が多いです。

「仕事のために仕方なく勉強する」のではなく、「技術が好きで楽しいから触る」。そう言った人が活躍しているし、実際に伸びています。

後は技術面以外で、少し付け加ると、大前提として、「MMMの行動指針に沿ってしっかり行動できる人」

採用などでも特にこのカルチャーマッチの部分は意識しています。

その上で、「MMMの行動指針が具体的にどういう行動なのか」、「このMMMの行動指針に沿っていてプラスの影響を与えられる」などを自分で考えて実践できる「自走力」というのが大事なのかな、と思いますね。

Q. 採用においての、技術的な要件、などはありますでしょうか?

その時々によって必要とする要件が出る場合もありますが、基本的には、今現在保持しているスキルのみを重要視していません。

我々が、実行する案件というのは、お客様によって要件は様々ですし、定型作業はありません。だからこそ、特定の技術領域のスキルというよりは、「初めての技術などにも臆せず取り組んでいけるのか」「型のない仕事を自分で考えて進めていけるのか」といった技術以外の点を重要視しています。

先ほど「探究心」「自走力」を持つ方が活躍できる、と言ったのもこういった側面があるからです。

強いてあげるというのであれば、ITにおける普遍的な領域に対しての知識・考え方は見ています。クラウド・ネットワークといった基盤となる分野に対して、どんな知識や考えを持っているのか、といったところです。

こちらもkuniと同じ意見です。

技術的な要件は、僕個人としては、ない、といってしまってもいいかもしれません。

もちろん、kuni の言ってくれたように時々に応じて、採用のリクワイアメントが生じるケースはあるんですが、そこよりもやる気や技術的探究心、人物像やカルチャーフィットを重視しています。

Q. 採用の上で、特に重要視している点などはありますか?

そうですね、「活躍できる人」と似たような話になってしまいますが、技術的な面で言えば、「具体的なアクションをしているのか」は特に大事にしてますね。

やっぱり「探究心」が強い方というのは、実際に気になっている技術に対して、何かしらのアクションを起こしていることが多い。

DWSのカルチャーとして、技術に対して実際にアクションを起こしているメンバーが多いので、同じような方であれば、当社での仕事を楽しんでもらえると思うし、高いパフォーマンスも出しやすい。お互いがwin-winとなるためにも、そこは重要視しています。

geneの言葉の中にも「カルチャー」という言葉がありましたが、私も採用では、カルチャーマッチを特に大事にしています。DWSのカルチャー自体については、他の記事でも色々と話しているのでここでは割愛します。

なぜカルチャーを重視するのか、という点をお話ししますと、カルチャーにフィットすることで、働きやすいと感じてもらえる、働きやすいからこそ、その人自身の高いパフォーマンスにつながる、と思っているからです。

星の数ほど会社はありますから、当社のカルチャーには合わない方も、別の会社ではパフォーマンスを出せる、逆も然りです。

当社のカルチャーにたまたまフィットせずに、活躍ができない・アウトプットが出せない、というのは、我々としても、働く側にとっても、マイナスになります。だからこそ、カルチャーフィットを一番重要視しています。

後は、少し感覚的な話になってしまいますが、
面談などで話をした時に、「一緒に働きたいと思えるか」「当社のメンバーと一緒に仕事をしている姿が想像できるか」と言った面を見ています。

どれだけ技術的に優れていても、当社のカルチャーとフィットしない場合、繰り返しになりますが、お互い不幸になってしまうケースがあると思っています。

Q. 仮にカルチャーにフィットせず、お互い不幸になり得る場合、どんな対応をしていこうと考えていますか?

いい質問ですねぇ、まずは当事者に対して、フィードバックをしっかりします。

今後100、200人とメンバーが増えていくにあたって、必ず互いのカルチャーのミスマッチは発生すると思います。1時間の面談でお互い全てを理解するのは無理です。

私とgeneと人事部を含めて、面談の時間を設けてどうしていくのが良いのか、お互いが幸せになれるように、泥臭く話し合っていくしかないと思っています。

kuni の言うとおりですね。

当社の評価の基準は、基本的には「MMMの行動指針に沿っているか」です。

MMMの行動指針は当社のカルチャーを具現化したようなものですから、カルチャーフィットしていないと言うことは、MMMの行動指針に沿っていない=当社では評価したくても評価ができない、と言うことになってしまいます。

当事者に対して、「当社では評価ができない」と真摯にお伝えして、お互いにとってより良い道を探っていく他ないのかなと思います。

ミッション「事業会社のデジタルケイパビリティをリードし、競争力を高める」

Q. 会社として、力を入れていきたいと思っている分野、具体的な目標などはありますか?

「DX支援を通じて、事業会社のビジネス競争力を高めていく」ことが目標です。

現状、国内の事業会社にはデジタル領域のケイパビリティ不足によって、国際的な競争力が失われつつあります。事業会社のデジタルケイパビリティ不足の問題を、我々が共創・支援することで、事業会社のビジネス競争力を高める。

これが、DWSのミッションだと思っています。

とりわけDWSとして力を入れているのは事業会社の「内製化支援」。ベンダーとしてテクノロジー領域のサポートはもちろん、事業会社が自走できるようなデジタル領域の体制支援まで見据えた共創型の内製支援です。

そのために、DevOps, DevSecOps やカルチャー醸成ノウハウも含めて、どうやってデジタル領域のケイパビリティを作り出すか、ひいてはビジネスアジリティの向上を実現するか、といった部分にフォーカスしています。

DWSのミッションとは?
DWSのミッションとカルチャー
DWSのミッションとカルチャー

Q. kuniが事業会社のケイパビリティを上げていかなければ、と思ったのはいつ頃からなのでしょうか?

個人的な話になってしまいますが、新卒として働き始めた時から漠然と抱えていた課題意識があります。

私が勤めた最初の会社は、国内でも大手のシステムインテグレーターの子会社で、そこでヘルプデスクとして働いていました。

ヘルプデスクとしてテクノロジー領域のサポートを行っていたのですが「新卒で知識もない私が、なぜ大手システムインテグレーター社員のテクノロジー領域のサポートをするんだろう」という違和感が原体験です。

国内ではITやデジタル領域はコスト削減や効率化という軸で語られることが未だ多く、事業会社においても多くのIT領域をシステムインテグレーターに「丸投げ」されているケースは枚挙にいとまがないです。

クラウドの台頭により、デジタルネイティブではない事業会社においても、先端テクノロジーの活用がビジネス競争優位性に直結している昨今、このままでは国内事業会社の競争優位性が失われてしまうという危機感があり、現在の当社のミッションに繋がっています。

「DWSだからこそ楽しく働けているな」と感じて欲しい

Q. kuniがビジネス的な側面をお話ししてくれたので、社内的な視点からgeneに聞いてみたいです。何か力を入れていきたいことなどはありますか?

社内に目を向けて話しますと、力を入れていきたいと思っているのは、カルチャー醸成・チームの強化といった点ですかね。

漠然としているんですが、社外から見ても、DWSのチームはすごい、と思われるようなチーム。

高いケイパビリティと「心理的安全性」を併せ持ち、お互いに仕事に必要な部分を忖度なく言い合えるチーム。メンバーとして入ってくる方に、そんなチームの中で「DWSで働いてよかったな」と思ってもらいたい。

今でもありがたいことにチームカルチャーについて良い評判をいただいたりすることはあるのですが、よりそういったチームカルチャーを強化していければと思っています。

そういったカルチャー醸成が、最終的にはkuniの言うDWSのミッションにも繋がると思っています。

Q. それだけgeneが会社のカルチャー醸成を重視しているのは、何か原体験みたいなものはあったのでしょうか?

最初に思ったのは、会社として社員を採用することを決めた時です。

元々創業当初は僕とkuniの2人だったんですが、案件も増えてきたタイミングで、会社として社員をとるという決断しました。
その決断は、「人の人生を預かる」という大きな責任を持つ決断です。

だからこそ、僕やkuniが作った会社・カルチャーを信頼して、人生の一部を預けてくれるという人に、「あぁ、 DWSで働いてよかったな」とか、「DWSだからこそ楽しく働けているな」と感じて欲しい。そういった思いがあります。

そんな思いがあるからこそ、先ほどの話したような「DWSで働いてよかった」と思えるような会社・カルチャーを作っていくという目標を漠然とですが、抱いています。


AWSでのプレゼンス×デロイトの堅牢性・知名度から、多岐にわたるチャレンジングな領域を経験できる

Q. 代表・役員からみて、DWSで働くメリットはなんでしょう?

ビジネス的な面でいくと、大きく2つ。

まず一つは、事業会社のDX支援の全工程に携る案件に参画できる点です。特に我々が相対する顧客は、大企業が多く、規模が大きく、技術的にも難易度が高い案件が多い。そういったエンタープライズ案件に対して、コンサルからデリバリー、そして運用まで含めて一貫して携われることは、エンジニアとして技術的にもチャレンジングですし、大きな成長につながると思っています。

そして、2つ目は当社が持つAWSパートナーとしてのプレゼンスです。

当社はAWSパートナーの中でも、MAD(Modern Application Development)と呼ばれるモダンなアプリケーションの実装領域で強いベンダーという認知があります。

これも、当社にエンジニアが面白いと思える案件が存在している大きな理由の一つです。AWSでのプレゼンス×デロイトの堅牢性・知名度、これが DWSの大きな強みですね。


kuniがビジネス面を話してくれたので、チームカルチャー的な面で話しますと、大きく2つ。

まず一つは社内のメンバーです。
カルチャーマッチによる採用を重視しているため、互いに尊重し合う・配慮のできる人が多いです。また、向上心が高いメンバーが多く、技術的にも人間的にも成長しやすい環境が揃っています。

2つ目は、組織のフレキシビリティ・働きやすさです。
元々小さい会社から始まっているということもあり、ルールは必要に応じて変えていく文化があります。「何のためのルールなんだ?」と思うような意味のないルールというのはありませんし、あったとしても状況に応じてメンバーが自発的に動いて変えていっています。

エンタープライズな規模感の案件の携われる環境がありつつも、ベンチャーのような組織としての機敏さ・人間関係の働きやすさを持っているというのは、当社の大きなアピールポイントですね。

貢献してくれた価値に対しては、どんどん還元していくべき

Q. kuni, gene が考えるDWSに足りていないと思うことや、改善していきたいと思っていることを教えてください

ここは伸び代的な意味合いですが、エンジニアリング領域以外のビジネスの売り上げはまだまだ伸ばせると考えています。人月あたりのビジネスではなく、リセールや、アドバイザリー・コンサルティングといった領域です。

経営側にいる私の責務ではありますが、クラウドスケールを実現できるビジネスを力強く推進していくことが、直近の事業上の課題です。

社内的な話をすると、給与面・待遇面はもっと伸ばせる余地があると思っています。

働く環境的な面では、これまで話したとおり、カルチャーマッチしたモチベーションが高いメンバーと、デロイトブランドによるエンタープライズへの実行力からくる技術的にチャレンジングな案件、と、仕事を楽しみながら自分を成長させていける魅力的な土壌は揃っています。

そこにもっと待遇面を伸ばしていければ、より魅力的な職場になるし、さらに高いケイパビリティを持ったメンバーに入ってきてもらえる。
そんなメンバーが加わることでより強いチームを実現できます。

ここで詳しくお話はできませんが、高い給与水準に見合うだけの価値を生み出せるメンバーもいますし、会社としてそこに持っていける算段も十分にある、と個人的には思っています。

待遇面について、gene とは少し異なった観点で補足すると、DWSのビジネスの目標達成という視点でも、メンバーへしっかりと還元していくことは必要不可欠なことだと思っています。

顧客へ提供した価値が大きくなればなるほどに、メンバーへ当然還元されるべきであるし、十分な還元がなければ高いケイパビリティを持つメンバーは当社から離れていってしまう。

先ほど話したとおり、我々の目標は事業会社のデジタル領域のケイパビリティの拡充を担っていくこと。そのためには、我々自身が高いケイパビリティを持っていることが大前提です。

そのケイパビリティを生み出す礎となるのはメンバーですから、貢献してくれた価値に対しては、どんどん還元していくべきです。価値を生み出せるメンバーが、我々のチームでモチベーション高く働きたい、と思ってもらわないといけない。

だからこそ、メンバーの待遇は市場を鑑みて、適切に見定めていきたい。これは我々がビジネスの目標を達成する上でも、必要不可欠だと思っています。

大事にしているのは「顧客の期待値を超える」「何が起こっても楽しむ」

Q. 最後に、創業当初から変わらずお二人が大事にしていることはありますか?

私がもっとも大事にしているのは、「顧客の期待値を超える」ということですね。

高利益が見込める案件だったとしても「顧客の期待値を達成することが難しい」と思ったプロジェクトは絶対に受けない、これは創業当初からずっと変わっていません。

これもまた個人的な話になってしまいますが、

シンプルに期待値を超えたことによって相手が喜んでくれる、というのがとても嬉しいです。
私を頼ってくれた人をがっかりさせるのが嫌なんです。

これは仕事の話だけじゃなくて、プライベートでも同じで、やっぱり私を頼ってくれた人に対して、「ああ国本さんに頼んでよかった」って思ってもらいたいんですよ。

そうですね、僕の場合は、「何が起こっても楽しむこと」ですかね。

そもそも起業したきっかけも、起業した方がなんか楽しそうだな、と思ったことが自分の中では大きい理由だったなと思っています。

ありがたいことに、前職は安定的な人生を送れるような会社で働いていました。
ただそれよりも、大変なことも逆境もあるんだろうけど、それも全てひっくるめて起業する方が楽しいんじゃないか、と思ったんですよね。

行動指針のMore Fun もそういった思いが反映されています。

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これまでのDWS職員インタビュー記事はこちら!

「リモートワークのDWS(MMM)で、開発の楽しさを再発見できた」 DWS(MMM)職員インタビュー Vol.1
「リモートワークのDWS(MMM)で、開発の楽しさを再発見できた」 DWS(MMM)職員インタビュー Vol.1
「新しいプロジェクトに参加する度、AWSの知見が増えていく」 DWS(MMM)職員インタビュー Vol.2
「新しいプロジェクトに参加する度、AWSの知見が増えていく」 DWS(MMM)職員インタビュー Vol.2
「高い技術を持ったメンバーと助け合いながら働ける職場」DWS職員インタビュー Vol.3
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