社内制度

職員の声を形にータスクフォースの活動で会社をより良くする取り組み

tokusan

美味しいチョコが出回る時期なので食べ過ぎて来月の健康診断が怖いtokusanです。
以前、自己紹介の記事でも少し触れていた「タスクフォース」の活動について、今回は取り上げてみようと思います。

はじめに

このタスクフォースは、昨年実施した合宿でティール組織論について学んだ中で生まれたチームになります。
取り組み概要としては、会社の現時点での課題や今後職員数が増えるに連れて顕在化する課題を、ティール組織のエッセンスを用いて改善に向けて推進する活動を行っています。

背景と目的

今まで少ない職員数では上手く回っていた事も職員数が増えることで機能しなくなってしまう仕組みや文化的な要素が出てくるのではないかという懸念がありました。
そこで、職員数が100人、200人と増えてもMMM時代から続く良さ・働きやすい職場環境を維持・改善できる仕組みを導入することを目的として発足しました。

参加メンバーと役割

タスクフォースのメンバーは多様で、エンジニアリングチーム、プロジェクトリードチーム、バックオフィス、DCoE、SREとさまざまな専門家チームに所属するメンバー6名で始まりました。 年齢性別経歴などもバラバラで様々な視点から取り組むことのできる体制となりました。
このメンバーはタスクフォースの活動に興味のある有志で集まっており、興味のある人はいつでも途中参加可能となっています。

(専門家チームとは:【役職も部署もない組織】DWSの「専門家チーム」組織運営

運用方法

大まかな運用方法は次の通りです。

  • 定期的に収集する課題や突発的に発生した課題を取り上げて、優先度付けを行う。
  • スクラム形式で課題に取り組み、プロジェクトオーナーを代表・役員、ステークホルダーをDWS社内全員、スクラムマスターや検討メンバーはタスクフォース内で特定の人にせず、持ち回りで行う。
  • タスクフォースが検討した結果を社内で共有し皆の意見に耳を傾けて調整した上で課題に対する対応内容を決議する。
  • 活動はオープンな形で行い、いつでも誰でも参加できる。
  • タスクフォース参加メンバーは自身の業務負荷に応じて、柔軟にタスクフォースの取り組みの稼働を調整することができる。

成功した取り組みと成果

一つ例を挙げると、職員数が増えたことで代表の考えや個別に対話する機会が減ったと感じる職員の声がありました。(以前は1 on 1 などで話をする機会がありました)
そこで月次で代表に会社の方針や戦略的な話などホットなトピックについて話してもらう場を設け、日頃気になる事などざっくばらんに質問する機会を設けることが出来ました。
その結果、短期・中長期的な会社の取り組みの理解・浸透や、話を聞いた後にモチベーションが高まったという声が聞こえてきました。

おわりに

タスクフォース活動を通して、前職までの会社では制度などに一職員が意見を言っても反映される事など殆どない(そもそもそういった機会も意識もなかった)ため、帰属意識というのが薄かったように思います。
それがDWSではボトムアップ型で改善できることが体感でき、会社の事を自分ごととして考えられるようになりました。
こういった経験をもっと多くの職員に体感してもらう事で、皆が自分ごととして会社を良くしていこうと取り組めれば、職員数が増えても、今の良さを維持しつつより良い会社になっていけると思います。

これからも引き続き会社の課題に耳を傾けてより良い会社になっていくよう、タスクフォースの活動を進めていければと思います。

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プロジェクトリード / スクラムマスター
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