AWS

DWS’ AWS Digest Vol.4

yassan

このブログが投稿されている頃にはAWS re:Invent 2023の真っ最中かと思います!やっさんでございます。

DWSのエンジニアがピックアップするAWSの最新情報をお届けするDWS'AWS Digest。今回はVol. 4になりまして、Amazon CloudFront KeyValueStoreAmazon CloudFront: 15周年が含まれます!

それでは、DWS' AWS Digestをどうぞ!

新機能

機械学習ワークロードのためにGPU容量を確保するAmazon EC2 Capacity Blocks for MLを発表

あわせて読みたい
Announcing Amazon EC2 Capacity Blocks for ML to reserve GPU capacity for your machine learning workloads
Announcing Amazon EC2 Capacity Blocks for ML to reserve GPU capacity for your machine learning workloads
  • Amazon EC2 Capacity Blocks for MLが発表されました!11/2時点ではオハイオリージョンのみで提供されております。
  • この機能はGPUインスタンスを予約する新しい方法で、将来必要になるGPUインスタンスを必要な時間だけ予約できるとのことです!
  • Capacity Blocks の終了時間が近づいたことをAmazon EventBridgeを通じて通知することも可能です!

AWS CodeBuildがAWS Lambdaコンピュートモードのサポートを追加

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AWS CodeBuild adds support for AWS Lambda compute mode
AWS CodeBuild adds support for AWS Lambda compute mode
  • AWS CodeBuildがAWS Lambdaのコンピューティングモードをサポートしました!
  • AWS Lambda コンピューティングモードの利点として、AWS Lambdaが提供するベースイメージと同じ環境でサーバーレスアプリをテストすることが可能で、よりLambda実行環境を想定したテストが可能になります!
  • もちろん、コストについても既存のEC2 コンピューティングモードと比較してコストパフォーマンスを高めることが可能です。15分の実行時間制限はAWS Lambdaと同様にありますので、適材適所でコンピュートモードを選んでいきましょう!

AWS Lambda関数の高度なロギング制御の導入

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Introducing advanced logging controls for AWS Lambda functions
Introducing advanced logging controls for AWS Lambda functions
  • AWS Lambdaが高度なログ制御機能の提供を開始しました!Lambdaによってログの出力を具体的に制御できるようになります!
  • このログ制御機能は3つの新機能があります。
    • JSON構造化形式。関数内でJSON構造化する必要がなくLambdaがその構造化を担ってくれます!
    • ログレベルの変更。関数毎にログレベルをDEBUGやINFOなど切り替えることが出来るようになりました!
    • ロググループの指定。送信先のロググループを設定できるようになり、ログの集約がより簡単になります!

Amazon CloudFront KeyValueStoreのご紹介: CloudFrontファンクション用の低レイテンシデータストア

あわせて読みたい
Introducing Amazon CloudFront KeyValueStore: A low-latency datastore for CloudFront Functions
Introducing Amazon CloudFront KeyValueStore: A low-latency datastore for CloudFront Functions
  • Amazon CloudFront KeyValueStoreが提供開始されました!
  • 本機能は、CloudFront Functionsから参照可能なキーバリューストアです。実行時間に厳しい制約があるCloudFront Functionsで変数を活用したプログラマブルなコードが記述できることを意味します!
  • これまでIaC側で変数を管理することで運用されていた方も多いかなと思います!今後はネイティブな機能で提供されます!

特集

Finch 1.0 GAを発表!

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Ready for Flight: Announcing Finch 1.0 GA!
Ready for Flight: Announcing Finch 1.0 GA!
  • Finchはコンテナ開発ツールのディストリビューションの一種です。昨年に発表されたFinchがバージョン1.0になり、一般提供のマイルストーンに達したことが発表されています!
  • 1.0のGAによって、Amazon ECRへの認証ヘルパーが統合されました。これにより、FinchからECRリポジトリにコンテナイメージをアップロードすることが可能になります!
  • また、AWS CDKとの統合も追加されており、AWS CDKが必要に応じてFinchを使用してコンテナイメージを構築できるようになったとのことです!

AWS ModAx によるモダナイゼーションで、クラウドのメリットを最大化

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AWS ModAx によるモダナイゼーションで、クラウドのメリットを最大化
AWS ModAx によるモダナイゼーションで、クラウドのメリットを最大化
  • ModAXは、「Modernization Experience Based Acceleration」の略称でAWSで開発されたモダナイゼーションの方法論です。本記事ではModAxについて紹介されています。
  • モダンアプリケーションの定義は、最新のテクノロジー、アーキテクチャ、ソフトウェアデリバリープラクティス、運用プロセスを組み合わせたものです。
  • ModAxによって「アセスメント&アーキテクト」「ビルド&デプロイ」のフェーズを経由することで、モダンアプリケーションの構築を推進することが可能です!複数のフェーズに渡る長い期間の取り組みになりますが、是非とも活用していきたいですね!

Amazon CloudFront: 15年にわたる進化とインターネットの進歩

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Happy anniversary, Amazon CloudFront: 15 years of evolution and internet advancements
Happy anniversary, Amazon CloudFront: 15 years of evolution and internet advancements
  • Amazon CloudFrontが提供開始されてから15年経ちました!15周年です!!
  • 現在、CloudFrontは毎日3兆件を超えるHTTPリクエストを処理しています。Prime Dayでは1分あたり5億件を超えるHTTPリクエスト合計1兆件を超えるHTTPリクエストのピーク負荷を処理したとのことです。
  • この15年におけるCloudFrontの歴史が書き綴られており、とても勉強になります!

PartyRock : 誰でも生成系 AI のアプリケーションを作成し共有できるサービス

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PartyRock : 誰でも生成系 AI のアプリケーションを作成し共有できるサービス
PartyRock : 誰でも生成系 AI のアプリケーションを作成し共有できるサービス
  • PartyRockという、生成AIの様々なユースケースをアプリケーションにして共有するサービスが公開されています。
  • PartyRockの背後ではAmazon Bedrockが使用されており、複数の基盤モデルを組み合わせるインターフェースをPartyRockが提供します。
  • PartyRockはアカウントごとにクレジットが割り当てられており、トークンの量に応じてクレジットが消費されますが、有料課金機能はないため安心して利用できます。

テクノロジー

Amazon SQSで構成されたAWS Lambda関数のポーリング・スケールアップの高速化

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Introducing faster polling scale-up for AWS Lambda functions configured with Amazon SQS
Introducing faster polling scale-up for AWS Lambda functions configured with Amazon SQS
  • SQSとLambdaの連携におけるスパイクアクセスに対してより高速なスケールアップをサポートするようになりました!
  • 今まではSQSキューにサブスクライブされたLambda関数に対して1分あたり最大60の同時実行を追加していたとあります。これが今回の発表によって1分で最大300の同時実行を追加できるようになったとのことです!
  • 同時実行数に関してはLambdaの予約された同時実行数とSQSの同時実行数を併用することが可能です。ダウンストリームに影響を与えないように気をつけたいですね。

AWS Integrated Application Test Kit(IATK)のご紹介

あわせて読みたい
Introducing the AWS Integrated Application Test Kit (IATK)
Introducing the AWS Integrated Application Test Kit (IATK)
  • AWS Integrated Application Test Kitのパブリックプレビューが開始されました!
  • AWS IATKは、Amazon EventBridgeやAWS Step Functionsなどのローカル開発環境で試すことが困難なサービス連携のテストの自動化をサポートするために生まれました。
  • サンプルコードがGitHubで公開されており、これによるとPythonのコードを利用して自動化されたテスト実行が記述されています。積極的に活用していきたいですね!

※ こちらで記載している情報について、詳細に関しては公式サイト・公式ドキュメントをご確認ください。

AUTHOR
Yasuyuki Sato
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