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「DWSで大事にしたいこと」をメンバーから収集してみた

tecchan

専門家チームのプロジェクトリード / Scrum Masterチームに所属しているtecchanです!

当社では採用を強化しており、この二年間でメンバーが10数名から40名へ、約4倍になりました。このような状況下で先日、「DWSで大事にしたいこと」を全メンバーから収集しました。

人数が増えても組織体制が変わっても、ここは変えたくない!とメンバーが感じている部分で、まさにここにDWSの未来が集結されていると言っても過言ではありません。このブログで整理していきます。

DWSのカルチャー

当社デロイト トーマツ ウェブサービスは、元々「株式会社MMM」として設立され、2021年8月にデロイト トーマツ グループにジョインしたという背景を持っています。そのため、デロイト トーマツ グループでありながらも元々の「株式会社MMM」ならではのカルチャーを引き継いでいる面があります。

当社のメンバーは全員、入社前にこのカルチャーにマッチしているかを確認します。面接の際にも、観点の一つとして確認されます。ネタバレですが、私の面接の時には「3つのMに当てはまるエピソードを教えてください。」と聞かれた程でした。

カルチャーマッチについては別でブログを執筆しているので、そちらもご参照ください。

DWSの変革

デロイト トーマツ グループにジョインする前は10数名だったチームも、今や40名を超える規模となってきました。それに伴い、今までは代表のkuniとCTOのgeneで担っていたタスクが回らなくなってきており、メンバーにオフロードする必要が出てきました。具体的には社内でのメンバーアサインの検討、デロイト トーマツ グループ内での協調、外部クラウド事業者との連携等、例を上げればキリがないほどです。

そこで、DWSの中で専門分野に特化したチーム編成がされるようになりました。こちらの詳細については以下のブログをご参照ください。

この運用が始まって早四ヶ月が経過しました。DWS内でも多くの変化がありましたが、メンバーの発案で「このような変化の中でもDWSで大事にしたいと思っていることを、改めて整理したい!」という声が上がりました。そこで、社内のメンバーにアンケートを取るという形で、DWSで大事にしたいことを収集する運びとなりました!

DWSで大事にしたいこと

収集した数、なんと86件!
平均で一人2件以上書いてくれたことになります。

その中で、意見が多かったものや、これは紹介したい!と思ったものを、私の独断と偏見でピックアップしていきます。

失敗を避けるよりも挑戦を後押しするような雰囲気・文化

この意見は本当に多く挙げられていました!
DWSの「失敗を恐れない」は、ただ指標としてあるのではなく全員がそれを実践しています。Slackのリアクションでは「ナイス挑戦」「ナイス失敗」等の絵文字がたくさんあり、また失敗したら「しくじり話」として文書化し共有する文化もあります。このため、積極的な挑戦が後押しされるようなカルチャーが醸成されています。

しくじり話については以下の記事もご参照ください。

形式的な部分よりもちゃんと合理的な理由を優先して議論できること

CTOのgeneは、インタビュー記事で以下のように語っています。

元々小さい会社から始まっているということもあり、ルールは必要に応じて変えていく文化があります。「何のためのルールなんだ?」と思うような意味のないルールというのはありませんし、あったとしても状況に応じてメンバーが自発的に動いて変えていっています。

DWSでは無意味なルールはありません。ルールを作る場面は、会社の中で何かが上手くいっていなくて、それを解消するために作るという場面が多いです。また、ルールを作っても作りっぱなしにはせず、上手くいかなかったらすぐに改善されるし、不要になったら撤廃もされます。

ルールありきではなく、メンバーそれぞれが会社やチームのことを考えて自発的に動いているので、このような文化が出来上がっているのだと思います。

積極的にお互いに感謝を伝えるところ

これは普段気にしていないのですが、書いてあったのを見ると改めてその通りだと思ったのでピックアップしました。
これは以下のような要因があるのかと思います。

  • ピアボーナスの制度がある
  • 何かあった時にお礼をちゃんと伝える空気感が出来上がっている
  • Slackに感謝を伝える絵文字がたくさんある

また、その中で私が最も特筆すべきと思うところは、

「そういえば普段こういう行動してますよね、ありがとうございます。」
「以前書いた社内ドキュメントを見て、スムーズに作業が進みました。ありがとうございます。」

のように、自ら感謝の気持ちを発信する場面も多々見受けられることです。何かをしてもらった時に「ありがとう」と言うことも素晴らしいことですが、DWSでは直接何かをしてもらわなくても感謝を伝えている場面がよく見られます。これは主観的にも客観的にも本当に素晴らしい文化だと思うし、当たり前ですが感謝された時にはとても嬉しい気持ちになります。

小さなことでも相談しやすい雰囲気があるところ

DWSは創業以降、10年以上フルリモートワークを続けている会社です。そのため、コミュニケーションについてもノウハウがたくさん蓄積されており、対面で会話ができないからといって業務に支障が出ることはありません。

フルリモートワークでも業務に支障が出ない要因として、この「小さなことでも相談しやすい雰囲気があるところ」というのがあると思います。DWSではメンバー全員分の times チャンネルがあり、自身の分報として使用することができます。例えば私の場合は #times_tecchan というチャンネルがあります。

ここでは、自分が思っていることを自由に書き込むことができ、悩んでいることや困っていることを、最近考えていることを書いているメンバーも多くいます。悩み事を書くと、誰に向けて書いたわけでなくても、共感のコメントや相談に乗るコメントが多々寄せられます。そして、それが解決に繋がることも多々あります。

このように、文化と仕組みの両面から、小さなことでも相談しやすい雰囲気を醸成することができており、多くのメンバーがこれに助けられています。

これまでの人生経験の中で比較しても不思議なほど、思いやりのある人がいっぱいいる。

これは面白いですね。私も見て「確かに」と思いました。DWSではコミュニケーションの大半がSlackで行われており、文字ベースでのコミュニケーションが主流となっています。そのため、「なるべく絵文字を使う」「噛み合っていないと思ったらすぐに通話する」等のルールがあります。

このように、DWSではルールの面とカルチャーの面の両面からコミュニケーションが円滑に行われるような仕組みがあります。この結果、「思いやりのある人がいっぱいいる」というような意見にも繋がっているのだと思いました。

まとめ

DWSで大事にしたいことを紹介してきました。
ただし、これも86件のうちのたった5件であり、まだ81件残っています。また、これは短い期限でパッと収集したものであるため、改めて収集したらまた新しい意見が出てくると思います。多く寄せられたものについても、個々人によって感じ方が異なっており、完全に同じ意見のものはありません。

こういった意見を全員で参考にしながら、より良い組織づくりに役立てていきたいと思います。
以上、DWSのカルチャーを大事にしていきたいと改めて感じたtecchanがお送りしました!

おまけ

ここまで書いて気付いたんですが、なんとなく「いいカルチャーだよね」「いい雰囲気だよね」って思ってたけど、それぞれちゃんとそれを裏付ける仕組みがありました。「メンバーの自発的な行動」と「仕組み」の両面から裏付けられているのだなあと。普段気付かない、当たり前にしている行動の裏にはDWSのノウハウが土台としてあるんだと感じました。

AUTHOR
tecchan
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プロジェクトリード / スクラムマスター / エンジニア
金融業界のSIerにて5年間勤務。大小様々な規模の案件にてプロジェクトマネジメントを経験後2022年5月にDWSへ入社。最先端の技術を用いる開発業務を担当。最近では先端技術への理解とマネジメントの経験を活かし、スクラムマスターとして案件を推進。AWS認定資格全12種取得。認定スクラムマスターPSMⅡ取得。
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