リモートワーク

採用活動を社員全員でやることにした

gene

弊社ではこれまで、採用の面談を役員のみで行っていた。
その後、応募者が希望されるチームから一部のメンバーにも参加してもらう形で、対応してきた。

最近、採用についてを見直すことにして、障害の対応時やどうしても参加できない場合を除いて、社員全員でオンラインの面談に参加する形にした。
採用について話し合った内容についてのまとめは、先日の土居のブログ 採用活動の新たな取り組みについて にもあるとおり。

今回は何度かオンラインの面談を全員でやってみて、感じたメリット・デメリットをまとめてみる。

メリット

会社としてのメリット

いろいろな視点から質問ができる

応募者に対して、いろんな視点から質問ができるため、より深く応募者に対して知ることができる。
人によって重視している側面や、これまでの経験等も違うため、一部のメンバーだけで行っていた面談よりも違った一面が見えてきたりする。

応募者に、より深く会社・リモートワークのことを知ってもらえる

面談に社員全員が参加しているので、例えば応募者からの

「リモートワークで働いてみてどうですか?」
「リモートワークの良いところ、悪いところはどこですか?」

などの質問に対して、応募者も各メンバーのそれぞれの率直な意見を聞いたりできるので、会社やリモートワークについて参考にできる情報が多くなり、入社前にしっかりと理解してもらえる。

参加する個人としてのメリット

他のチームメンバーの価値観を共有できる

応募者から聞かれた質問に対して、それぞれの考えや意見を共有する場になるので、他のチームメンバーの思っていること、感じていること、価値観を知る場にもなっている。
チームワークをより強いものにするためには、お互いをよく知ることが必要なので、そういった意味で有意義な場になっているのではないか、と感じた。

外から見える会社を知る機会になる

例えば応募者から、

「ブログやコーポレートサイトを見ると、◯◯◯のように感じましたが、実際はどうなんですか?」
「今の会社と比べると、御社はXXXといったところがユニークかなと感じましたが、それについて実際に働かれている方はどう感じられていますか?」

といった質問があったりするので、他の会社と比較して客観的に、株式会社MMMの良いところ、改善する余地のあるところ、などが見えてくる。

デメリット

業務がストップする・時間がかかる

だいたい、オンラインの面談が30分以上、さらに面談後の社内の意見交換の場で同じぐらいかかったりする。
全員が参加するのでどうしても、その間業務が止まるし、時間がかかってしまう。

まとめ

今のところ、デメリットよりもメリットのほうが多いように感じている。
ビジョナリー・カンパニー2 という書籍でも、採用について「誰をバスに乗せるか」が重要だと述べられている。
採用については、妥協をせずに、MMMのビジョンやミッション、行動指針などに共感してもらえるかどうか、一緒に働きやすそうなのか、仕事に対する熱意はあるか、等をしっかりと社員全員で時間をかけて見極めていきたいという思いがある。

まだまだ社員全員での採用活動は始めたばかりで、もっとやっていく中でメリット・デメリットもはっきりとしてくるとは思っている。
改善する余地のあるところは、どんどん改善していき、より良い採用活動ができるようにしていきたい。

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