働く母とリモートワーク
新年度を控え、準備に忙しい2児の母、池島です。
来年度は、長女の就学準備でバタバタしそうです。
以前、国本が子育て中のパパやママの立場からみたリモートワークのメリットをパパ目線で書いていましたが、今回は、家事育児の多くを引き受けている立場(家庭によって、ママだったりパパだったり)から見た、在宅リモートワークのメリット・デメリットを挙げてみたいと思います。
現在の状況
- 子供は2歳と5歳。
- 実家はどちらも遠方で頼れない。
- 夫は、所属部署によって勤務形態が変わり、夜勤・宿直もあり。現在は、基本的にカレンダー通りの休日。
- 保育園の標準預かり時間は7:30〜18:30。
割と順調な日の、1日の流れ
時刻 | 行動 |
---|---|
06:00 | 起床 ニュースや天気予報のチェック、朝食準備 |
07:00 | 子供たちを起こす(なかなか起きない) 着替えの手伝い、朝食の補助、連絡帳書き |
08:00 | 保育園に送る |
08:30 | 帰宅、業務開始 |
12:00 | お昼休み(昼食・買い出し・整体・家事など) |
13:00 | 業務再開 |
17:40 | 業務終了、片付け |
17:50 | 保育園に迎えに行く |
18:30 | 帰宅、少し休憩→夕食準備 |
19:30 | 夕食 |
20:30 | 夫と子供たちが入浴している間に、食器の片付け、翌日の保育園の準備(着替え・おむつ) |
21:00 | 次女が上がってきたら、拭いて保湿、パジャマを着せてドライヤー、歯磨きの仕上げ |
21:30 | 子供就寝 夫と会話 |
22:00 | 自分が入浴 ついでに洗濯機を回す |
22:30 | 洗濯物を干す TVを見ながらお肌のお手入れしつつ、フットマッサージャーで脚モミモミ 取り込んだ衣類をたたんで収納 |
23:00 | 放心。歯磨き&スマホゲーム |
23:30 | 就寝 |
朝夕の、子供がいる時間帯が、とにかくバタバタします。 | |
もっとがんばってる方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、私はこれでいっぱいいっぱいです・・・。 |
メリット
1.通勤時間を仕事や家事に充てられる
前職も、ドアtoドアで30分、保育園送迎込みで50分程度と恵まれていた方だとは思うのですが、その数十分さえもったいない!
あと4年、保育園の送迎が必要ですが、下の子も就学してしまえば通勤時間ゼロになり、その分仕事をしたり、家事を片付けたりできそうです。
2.仕事のちょっとした合間に“ついで家事”ができる
トイレに行くついでに廊下をサッと掃除したり、コーヒーを淹れるついでに食洗機で洗った食器をしまったりしています。
3.配達の荷物を受け取りやすい
食材宅配やネットスーパーを利用しやすいので、買い物に行く時間も節約できます。
4.子供の緊急時に対応しやすい
子供の急病やケガで保育園や学校から呼び出されても、サッと行って戻って来ることができます。
4年前の震災のように、電車が動かなくてなかなか帰宅できないということもありません。
また、学級閉鎖などが起きた場合も、仕事を休まずに済みます。
5.やり残している仕事を片付けられる
保育園の迎えの時間が迫り、仕事が中途半端なまま退勤しなければならないことが、前職ではよくありました。また、セキュリティの都合で持ち帰りもNGでしたので、翌日まで気になったまま過ごさなくてはなりませんでした。
しかし、今でしたら、子供が寝た後に続きをやってスッキリできます。急に思いついたアイデアを試してみたりもできます。
いつでも仕事ができることがいいか悪いかは人にもよるし、考え方も様々だと思いますが、私には合っていると思っています。
6.食費が減らせる
昼食に、前日の残り物やストックしてある冷凍食品などを食べることが多いので、コンビニで買ったり外食することが多かった以前よりもお金がかかりません。
また、宅配食材を利用したり、お昼休みに食材の買い出しに行ったり、下準備をしたりできるので、外食やデリバリーを利用することが減りました。
7.昼休みを有効利用できる
自宅の近くにショッピングモールがあるので、買い出しに行ったり、平日割引で整体を受けて肩こりを改善したりしています。
また、タイマーで洗っておいた洗濯物を干したり、食器を洗ったりといった家事もでき、気分転換にも。
デメリット
1.太りやすい
通勤で歩くことが減り、自宅にあるお菓子をついつまんでしまい、気をつけないとメタボまっしぐらです。
保育園の送迎がなくなったら、ますます拍車がかかります。
お母さん、お菓子を送ってこないで下さい。
2.光熱費がかかる
オフィスで消費していたものが、自宅で消費するようになりますから、水道光熱費およびトイレットペーパー代が余分にかかります。
3.夫が家事をしなくなる
うちの夫は、世間一般のパパの平均以上は家事育児をしている方だと思いますし、私がリモートワークになってからも以前と変わらず家事をしていますが、人によっては、家にいるんだからと家事育児をしなくなってしまう夫様もいらっしゃるのではと思います。
便利なグッズやサービスなど
子育てしながら働くことは、常に時間との勝負です。
便利なグッズやサービスを上手に使って、快適に楽しく過ごしたいものです。
家電
洗濯乾燥機、食器洗い洗浄機、ロボット掃除機は、もはや必需品です。
ないとやっていけません。
スティックタイプの掃除機も、ササッと手軽に掃除ができて手放せません。
宅配サービス
食材宅配、ネットスーパー、各種ネットショップをフル活用しています。
最近、食材宅配を始めてみましたが、献立を考えて買い出しをするところまでおまかせで、カット野菜などで時短調理ができて便利です。
病児保育
在宅だからといって、病気の子供を看ながらでは仕事になりません。
次女の育休復帰時に加入した病児シッターサービスに、継続して加入しています。
病児以外のシッターサービス
専門企業のサービスの他、近所の会員同士で預かり合う“子育てシェア”もあります。
どちらも登録していますが、まだ利用したことはありません。
家事代行サービス
年末に水回りをお願いしたことがあります。定期的に使ってみたいと思いつつ、料金がネックです。
家事のできるパートナー
現在、夫はゴミ捨てや風呂掃除を主に担当していますが、料理があまりできません。カレーと焼きそばくらいです。
炊事は、家事の中で負担が大きいので、料理ができてちゃちゃっと作ってくれるダンナサマがうらやましいです。
共働きをする中で、これが最強アイテムかもしれません。
最後に
共働きが増えている現在、世の中の制度や意識がまだまだ追いつかないのが現状です。
そんな中、リモートワークは子供を抱えて働く親に適した働き方ではないでしょうか。
子育てとの両立が困難で仕事を諦めたママも多いと思います。
特に、IT関連企業は長時間勤務が常態化していますからね。
そんなママさんエンジニアやデザイナーの方が入ってくれないかな〜、子育てや両立の苦労を「そうよね〜」と語り合える仲間が欲しいな〜、と思う今日この頃です。