『ゾーン・ディフェンス タイム』始めました
最近、Go言語を業務でも使っており、私もGo言語を勉強中。
練習も兼ねて、Go言語で Slack
上で動く bot
を作ってみた。
CircleCI
でテストが通らなかった際に、来る通知に対して、
こんな感じで、反応してくれるもの。
最近話題になっているらしいアニメ『けものフレンズ』が元ネタ。
【参考】
- 「けもフレ」のセリフで書けるプログラミング言語爆誕 「たーのしー!」連発で言葉を忘れたフレンズでも書けそう - ねとらぼ
- consomme/kemono_friends_lang: あなたはプログラミング言語フレンズなんだね!
ちなみに、アニメは見たことない……。
落ちてたテストが通ったときはこんな感じ。
テストが失敗したことも、少しでも楽しめるといいかな、と思って作ってみた。
二言目のコメントは、 consomme/kemono_friends_lang を参考に、ランダムで表示させるようにしていたりする。
さて、本題。
最近弊社では『ゾーン・ディフェンス タイム』なるものをトライアル運用している。
今回はそのことについて書いてみる。
きっかけは読書会
事の発端は、社内で行った『Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』という書籍の読書会だった。
チーム開発する上で重要なことを、この本を通してチームメンバー全員で議論・共有して、より良いチームを目指したい、という思いから行っている読書会。
アイディアや作業状況の積極的な見える化は、リモートワークをする上で、重要だよね、という話の流れもありつつ、一方では設計や、コード実装、アイディア出しなど問わず、ソーシャルや Slack
などのコミュニケーションに邪魔されずに、本当に集中出来る時間帯も欲しい。
それなら、制度としてチームメンバー全員が集中する時間帯を作ったほうが良いのではないか。
そんなことがきっかけだった。
『ゾーン・ディフェンス タイム』
『ゾーン』とは、
「気がついたら2時間も勉強していた」
「ご飯も食べるのを忘れて没頭していた」
こんな極限の集中状態のこと。
一流のスポーツ選手は意識的にこの『ゾーン』に入ることができるらしい。
その『ゾーン』に入っている状態を、 Slack
とか他の人から邪魔されないように確保(ディフェンス)する。
そんな意味合いで名付けられた(のかもしれない)のが『ゾーン・ディフェンス タイム』である。
(『ゾーン』→『ゾーン・ディフェンス』っていう連想からテキトーに名付けられた可能性もある)
「集中する時間帯はあっても良いが、いつ終わりが来るのかは把握しておきたい」という声もあったので、とりあえず
14時から16時までを、『ゾーン・ディフェンス タイム』として、トライアル運用してみることに決まった。
この時間帯は、 Slack
でメンションはNG、雑談は自由だけど、返信は強制しない。Slack
を落としたってかまわない。
とりあえず本当にメンバーが 超絶集中できるように する。
こんな感じで1週間やってみた。
1週間やってみた感想
1週間やってみたメンバーの感想は下記のとおり。
- コードに集中できていい!
- 他のことを気にしなくていいから、作業が捗る。続けたい
など好意的なものがあった一方で、
- たまたま他のメンバーが、独り言や作業メモとして投稿した
Slack
のメッセージが気になってしまい、集中が切れてしまった - 他のメンバーが全然違った方向で作業を進めていることがわかったときに、ついつい老婆心からコメントしてしまった
などの声もあった。
もうちょっとトライアル運用してみる
大半のメンバーからは好評だったので、もうちょっと運用してみて、このまま続けるのか判断したい。
障害発生時や、『ゾーン・ディフェンス タイム』に入った直後に他のメンバーと仕様の認識合わせがしたくなった等、今後発生する可能性もあるので、そういった状況のときにどうするかも含めて、やりながら良い方向に進めれば、と思っている。