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新卒入社4ヶ月でAWS 認定ソリューションアーキテクトに合格した話

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7月17日に、AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験に合格した伊藤です!

公式ページに

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験は、AWS プラットフォームでの分散アプリケーションとシステムの設計経験がある個人を対象としています。

と書かれているのですが、ほとんど経験のない僕でも合格することができたので、その勉強方法を記したいと思います。
勉強にかけた時間は2ヶ月ぐらいですが、断続的に勉強していたため、合計勉強時間は50時間ぐらいだったと思います。

バックグラウンド

AWSは大学生の時に、遊びでEC2を少し触ったことがあるぐらいで、それ以外のサービスは使ったことがなく、名前もほとんど知らないレベルでした。
大学の専攻は情報学だったため、ネットワーク周りの知識などは多少ありました。
(学部卒レベル)

AWSのサービス全体を把握する

まずはじめに、AWSにはどのようなサービスがあるのかを把握するために、APN パートナー認定というEラーニングを受講しました。これはAPN登録すると使えるポータル内で無料で受講できるものなので、ぜひ活用しましょう。

各サービスの基本的なことが勉強でき、ここに5~8時間ぐらい費やしました。

模擬試験を受ける

Eラーニングが終了したら、模擬試験を受けましょう。
この時点では頑張っても50%ぐらいしか取れないと思います。
ただ、ここでの目的はどういった粒度の問題が出題されるのかを確認するためなので、点数は気にしません。

なぜかは言えませんが、この模擬試験は非常に役に立つので、分からなかった問題はしっかりと復習し確実に答えられるようにしておくのが良いと思います。

試験の主な対象となるサービスの詳細を勉強する

模擬試験でどのような問題が出題されるのか把握できたと思うので、それに合う資料を探して勉強していきます。
以下で紹介するのは公式ページの資料のみですが、それで充分だと思います。

資料1:

このページの

  • EC2
  • IAM
  • VPC
  • AutoScaling
  • ELB
  • S3
  • EBS
  • RDS
  • SQS
    あたりの資料を見てよくと良いと思います。
    (各3040分で20ぐらいの資料 = 1015時間)

資料2:

ここの資料から、日本語のものだけを取り出して、代表的なデザインパターンを勉強しました。
だいたいこうやって組み合わせて使うんだな!というのが分かれば良いので、このページの資料は合計2時間ぐらいでサクッと読みます。

ここまでで合計25時間ぐらいですね。

資料3:

ここは試験問題として出しやすそうな情報がたくさん載っているのでじっくりと読みます。

辺りが重要だと思います。
各90分ぐらいかけて読み、ホワイトペーパーに10時間かけます。
ここまでの資料で試験範囲はだいたい抑えられていると思います。

残りは、資料を読んでいてよく分からなかった部分と、上記サービスと連携して使いそうなサービスを追加で勉強します。
ここで10時間程度勉強し、ここまでで合計45時間です。

最後は、試験前日に5時間ぐらい復習をしましょう。

試験を受ける

試験問題は伝えられないので、概要だけ説明します。

試験の問題は難易度にバラつきがあるように思いました。具体的には

レベル1: (全体の20%) これは余裕ですわ!な問題
レベル2: (全体の60%) ここは試験範囲でしっかり勉強したから解けますよ!な問題
レベル3: (全体の20%) ちょっと試験範囲から外れている or 問題としてどういうことを聞きたいのかよくわからない!!な問題

ぐらいの構成だったように感じました。
レベル1を100% + レベル2を80% + レベル3を20% の正答率で解くと全体で72%になるので、合格の65%は超えられる感じでしょうか。
僕は運が良かったので、レベル3を50%の正答率でいけて、合計78%で合格できたような手応えでした。
(試験中はレベル3が50%もあっていると思わなかったので、もっと点数が低く、ギリギリ合格かな?ぐらいに思っていました。)

あとは、少し難しいなと感じる問題でも、試験を進めていくと他の問題の文中に答えらしきものが書いてあったりするので、それも参考にして回答するのが良いかと思います。
時間に関しては、試験時間が80分ありますが、20分余る程度で回答できると思うのでそんなに焦る必要はないと思います。

以上、簡単ではありますが、参考にして頂ければと思います。

AWSを活用したシステムインフラの設計・構築や、オンプレミスシステムのAWS移行など、MMMではAWS認定アーキテクトが御社のビジネスをサポートいたしますので、お気軽にご相談くださいませ。

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デロイト トーマツ ウェブサービス株式会社(DWS)
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