海外でリモートワークするコツ
こんにちは、下條です。今日コーポレートサイトがリニューアルされました。ぜひご覧ください!
さて、私はこれまで弊社MMMで働きながらしばしば海外でリモートワーク (以下、Workationと呼びます。) をしてきました。
Workationに行くと空気が変わるせいか頭がリフレッシュされ、仕事の効率も上がるのですが、ベースとなる仕事環境の部分で効率が落ちてしまわないよう仕事環境を整えることは大事です。今回はそのコツについて書いてみます。
国・都市を選ぶ
もちろん行きたい場所があるのであれば、そこに行くのが一番です!それが一番のモチベーションアップになるでしょう。
寒いのが苦手な人であれば、東南アジアや、日本の冬の間に南半球に行くなどオススメです。
暑いのが苦手な人であれば、ヨーロッパや北海道などもオススメかもしれません。以前弊社でも札幌に引っ越したメンバーもいました。
もしいろいろ行きたい場所がありなかなか選べないなどあれば、
Nomad List
の情報を参考にして選んでみてもいいかもしれません。都市ごとにリモートワークのしやすさが点数などで表されています。
ただし、おすすめしない国もあるにはあります。
まずはインフラ (電力やネットワーク) が貧弱な国です。東南アジアは個人的にどの国も基本的にオススメですが、ミャンマー・ラオスあたりはインフラがまだあまり整っていないのでオススメしません。
また、中国は最もオススメしない国と言ってもいいかもしれません。唯一の理由は金盾 (グレートファイアウォール) により様々なサイトへのアクセスが制限されているためです。4年ほど前に中国でリモートワークしていたメンバーがいたのですが、苦労していた経緯が弊社ブログに書かれています。私もたまに中国に行ってネット事情を確認していますが、VPNを経由してもやはり安定せず、現在でも事情はあまり変わらないものと思います。
ネットワークを確保しよう
まず、ネットワークがないと仕事ができないため、通信手段の確保は大前提となります。
ネットワークが安定しない国もあるため、複数の通信手段を用意しておくのが安心です。これは向こうに行ってから慌てるより、事前にある程度調べていくとよいです。
-
携帯回線
一般的に現地のSIMを買うのが安いです。最近では4Gが普及している国が多く、快適に通信できる国が多いでしょう。
ツーリストSIMと現地の人が使っているSIMのパッケージは異なることもありますが、現地用の方が安いことが一般的です。ただ、そこまで違いはないと思いますので面倒であればツーリストSIMで構わないと思います。
なお、SIMフリーの携帯を持っていく、もしくはSIMロックを解除しておくことを忘れずに!
また、日本からポケットWiFiを持っていくという方法もあります。数日ぐらいだったら便利ですが、週単位の長期滞在になると割高になるのでおすすめいたしません。 -
宿のWiFi
宿のWiFiは比較的当たり外れが激しいです。同じ宿でも部屋によって繋がりやすい部屋、繋がりにくい部屋があったりもします。日本のホテルでもありますよね。したがって宿のWiFiにはあまり期待しすぎないほうが無難です。 -
コワーキングスペース
概ねネットワークはよいものと思います。使いやすいコワーキングスペースを探しておくのがよいでしょう。大きな都市であればネットで検索すれば何件もコワーキングスペースが出てくるものと思いますが、ネットの情報は誤っている (行ったらつぶれていた等。。。) ことが多くあるため、実際にそこで仕事をする前に一回訪問しておくのが確実です。
時差に気をつけよう
日本の会社で仕事をする上で、日本時間が何時かは常に意識しておきましょう。
レアケースですが注意なのはサマータイムがある国で、切り替わりのタイミングはきちんと把握しておくようにしましょう。
なお、私はMacにWorld Timeというアプリを入れて、現地時間と日本時間がメニューバーでひと目で分かるようにしてあります。
休日に気をつけよう
当然ながら国によって日本と休日が異なりますので、現地の休日はきちんと調べておきましょう。
私自身、現地が休日であることを失念しており、コワーキングスペースが空いていなかったなどということを経験したことがあります。
トラブル時の対応
旅をしていればいろいろなトラブルがありますが、病気などの一般的なトラブルについては普通の旅行と変わらないので、Workation特有のトラブルについて書いてみます。
一番に思いつくのはPCが壊れるトラブルでしょうか。私自身、Workation時にPCのキーボードが壊れるというトラブルに見舞われたことがあります。その際は運良く?帰国日の前日だったのであまり問題にはならなかったのですが、、、
個人的な感覚になりますが、ストレージがHDDでなくSSDになった今どきのノートPCでもっとも壊れやすい部品はキーボードだと思います。物理的にキーボードが壊れた場合、まずはUSBやBluetooth接続の外付けキーボードで回避できることが多いです。
PCが立ち上がらなくなった、というような場合は本当に余裕がなければ現地でPCを調達するか、日本に帰りましょう。。。現地でPCを調達する可能性がある場合、PCの復元をするためバックアップを取ったUSBドライブを持っていくとスムーズです。
ご応募お待ちしてます!
日本の会社に所属しながら海外でWorkationをできる環境にある方はまだ少ないかもしれません。ただ、個人的に非常にオススメな働き方なので、そういう方が増えてくれば楽しいなと思います!
弊社でのこういった働き方に興味がある方はぜひ、
「海外ロングステイ」と「働く」を両立させる、MMMの海外リモートワーク
もご覧の上、ぜひご応募ください!