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ピア・ボーナス(HeyTaco!)を導入した背景とその狙い

kuni

ゴールデンウィークは伊豆と群馬でキャンプの予定ですが、渋滞予測情報に今から震えている MMM代表 国本です。

2019年度の新しい取り組みの一つとして、2019年3月末からMMMの社員間で、お互いの業務に対してインセンティブを贈りあえるピア・ボーナス制度を導入しました。

今回MMMでピア・ボーナスの導入した背景と、その狙いについて簡単にご紹介したいと思います。

そもそもピア・ボーナスとは?

英語の peerbonus を組み合わせて使った造語で、一緒に働いている社員同士で、業務に対するお互いの感謝を目に見える報酬という形で贈り合うことができる仕組みです。

長い時間を共に過ごす社員同士で、日々の業務行動や、その振る舞い・結果を、社員同士で評価し「報酬」という形で贈り合うことで、社員同士の評価を見える化できるという点がピア・ボーナスの最も特徴的な点だと思います。

ピア・ボーナスで利用しているサービス

フルリモートワークのMMMでは、業務上のコミュニケーションは基本的にSlack(音声コミュニケーション含む)で一本化している為、Slack上で「(絵文字の)タコスを贈り合う」という形でお手軽にピア・ボーナス制度を導入できる HeyTaco! を利用しています。

HeyTaco!は有料のSlackアプリケーションですが、Slackを導入している企業であれば、数クリックで導入、即日利用でき、使い方も非常に簡単で、社員同士で業務や振る舞いに対して感謝したタイミングでSlackから

@Slackユーザー名 :taco:

を送信する。ただそれだけで、ピア・ボーナス(業務に対する感謝・評価)の送信が完了です。

贈りあったピア・ボーナスの結果(見える化)はHeyTaco!上の Leaderboard という仕組みで閲覧ができるようになっています。

ピア・ボーナスを実現するWebサービスや仕組みは他にも多数ありますが、HeyTaco!は

  • Slack上で簡単に利用できる
  • 送信ボーナス(贈れるタコス)は一人あたり最大1日5個まで
  • 獲得ボーナスに対して賞品(Rewards)を自由に定義できる
  • 贈りあったボーナスを見える化・統計表示できる

これら特徴があり、比較的安価($1.95./1アカウント)に利用できることから導入を決めました。

ピア・ボーナスを導入した背景と狙い

ピア・ボーナス導入の背景には、チーム間の小さな心配りや気配り地道なカイゼン活動に対し、より気軽に感謝の気持ちを伝えて、その感謝を可視化したいという想いがあります。

小さな行動に対し、お互い感謝し合うことで次の改善行動へのモチベーションにつながり、共に働くメンバー間で「ありがとう!」「いつも助かるよ!」といった嬉しいメッセージ(とタコス)を重ねることを、社のカルチャーとして醸成する仕組みを持つことで、チームの結束力・信頼関係をより強固にしたい!

今回のピア・ボーナス導入にはそういったとても大きな目的があります。

この 感謝の見える化を通じたチーム結束力・信頼関係の強化 という大目的以外にも、より現実的なモチベーション?としてHeyTaco上に賞品(Rewards)を定義していて、それがこの。

『チームで週休3日を実行できる券』で

  • チーム内の送受信タコス総数が700個を超えたら好きな週を週休3日にできる

という賞品です。このようなゲーム要素も長く運用を続けていくには重要だと考えており、皆で楽しみながら「感謝し合えるカルチャー」を作り上げていきたいと考えています。

今後の運用について

HeyTaco!によるピア・ボーナスを運用してまだ1ヶ月程度ですが、現状の運用状況を率直に晒すと

送受信されたタコスは合計338個。

ばらつきはあるものの、毎日一定量のタコスが贈られており、滑り出しとしてはまずまず順調ではないでしょうか。

今後の運用について

  • 暗黙のボーナスプレッシャー(贈られたら、贈らないとだめ??みたいな無言プレッシャー)
  • よりモチベーションに繋がる個人向けの賞品定義(どんな賞品が適切なのか...)
  • 年俸・賞与に対する具体的な評価としての活用や方針検討

などをじっくり練り上げていく必要があると、あると個人的には感じており、、、。

タコスをかじりながら考えてみようと思います。ではでは。

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