ソフトバンクの「みまもりケータイ4」を娘に持たせてみた
新年度に入り2週間が過ぎようとしています。急に気温が上がやりやすい季節ですので、体調には気を付けましょう。
と書きつつ、副鼻腔炎を治療中の池島です。
小学校2年生になった長女が、昨年秋頃から週末に友達と遊ぶようになり(平日は学童保育に行っています)、行き先がわからない、約束の時間までに帰ってこない、ということが続きました。そこで、長女の居場所がいつでもわかるように、ソフトバンク「みまもりケータイ4」を持たせることにしました。
みまもりケータイとは、基本的な通話やメール機能のほか、GPSを使って子供の位置を確認できたり、自動的に両親に通知される防犯ブザーがついていたりする携帯電話です。
ソフトバンク「みまもりケータイ4」
「みまもりケータイ4」特集ページ
「みまもりケータイ」、品薄で入手困難でした
調べたところ、ちょうど新機種(「みまもりケータイ4」)が3月10日に発売されることがわかったため、それを待ちました。
発売翌日にソフトバンクショップや家電量販店を数店あたってみましたが、どこも品切れ。ショップの店員さんによると、各店舗1色1台ずつしか入荷していないとのことだったので、最寄りのソフトバンクショップで入荷連絡をお願いしておきました。(ちなみに、このショップからはまだ連絡がありません・・・。)
発売から2週間後の週末、ダメ元で大型ショッピングモールの家電量販店に行ったところ、在庫があったためさっそく契約しました。一括払いで購入したら福引きにチャレンジでき、商品券が当たるというオマケ付きでした。
アドレス帳や本体の設定
「みまもりケータイ4」は、管理者を登録しないといけないので、まずは私の携帯電話番号を登録。後から夫と自宅の電話番号も追加しました。アドレス帳には、音声通話の発信が最大10件、着信が20件登録できます。本体でアドレス帳の設定ができないため、「My SoftBank」で設定を行います。
本体の設定も「My SoftBank」で行えるので、本体を持ち出されているときでも設定変更できます。
本体
以前の機種(「みまもりケータイ3」)に比べて、少しサイズが大きくなり、重量も増えたようですが、子供の手でも持ちやすい範囲に収まっています。主に子供が使う物なので、防水・防塵・耐衝撃になっているのもいいですね。
ガサツな長女に持たせるため、耐衝撃の保護フィルムも貼りました。ネックストラップが付属していましたが、長さを調整できるネックストラップを別途購入しました。
緊急ブザーの機能もあり、本体上部のストラップを引っ張ると、アラーム音が出ます。そして、位置情報が入ったメールが、受信指定されている端末に送信されます。
メール
メール機能としてはキャリアメールが利用でき、SMS機能は受信だけができるようになっています。画面にはLINEのような会話形式で表示されます。
文章の入力は、50音配列やケータイ配列でカーソルキーを使って入力します。スマートフォンに比べると入力に手間がかかるせいか、定型文が充実しています。みまもりケータイ側でメールを開いたときに、送信者に開封通知メールが届くようにも設定できます。
通話
今のところ、私のスマホとの間でしか通話はしていませんが、VoLTE対応なので、とてもクリアに聞こえます。
みまもりケータイから発信があった場合にも、発信通知メールが届きます。
位置情報取得
みまもりケータイの最大の長所が位置情報の取得機能です。この機能のためにみまもりケータイを子供に持たせている方が多いはず。位置を特定する技術として、GPSに加えてGLONASSにも対応し、精度が上がったようです。実際に使ってみたところ誤差は10メートル以内に収まっています。
従来からの「位置ナビ(有料)」に加え、これまで「みまもりGPS」専用だった「みまもりGPSアプリ(無料)」も使えるようになったので、気軽に位置情報を検索できるようになりました。
検索する側のアプリから測位要求を出すと、1分程度で位置情報のメールが送られてきます。
ゼンリンの「いつもNAVI」が利用されています。
(下の地図は加工しています。)
位置情報を利用した機能として、一定以上の速度で移動していると通知メールが送られる「速度検知設定」と、設定時間内にみまもりケータイに動きがあったかをメールで知らせる「生活みまもり設定」があります。前者は子供の連れ去りなどの犯罪防止、後者は離れて暮らす高齢者の見守りを想定しているようです。
みまもりケータイを使ってみて思ったこと
みまもりケータイを使ってみて思ったことをまとめると、次の通りです。
よかったこと
- 子供の居場所を把握しやすくなった。
- 一人で外出中の子供と連絡が取れるようになった。
- 他機種の携帯電話と比べて、操作が簡単で、月額料金が安い。
ここがイマイチ
- 他キャリアのキッズケータイとメールのやり取りができない。(SMSを送信できないため)
- 緊急ブザーを誤って作動させてしまう。(一度誤って作動させ、パニックになって電源を切ってしまったようです。ストラップを戻せば止まります)
- 登録できる電話番号が、みまもりケータイ3よりは増えたが、まだ少ないように感じる。
- 周辺アクセサリーが少ない。(最近発売されたシリコンケースは、充電台に置けなくなるので使わない予定)
- 外出時、本人が忘れて行くとどうにもならない。(これは、みまもりケータイのせいではない)
私は子供の頃は地方に居たため、行く場所は限られていましたが、今住んでいる場所は近くにショッピングモールがあったり、交通の便が良くてどこにでも行けたりします。その分、子供に関する心配事が多いと感じています。
世間は物騒になって犯罪が増えたと考えている人も多く、世の中のセキュリティ意識がすごく高まっています(実際は犯罪は年々減少しています)。それでも、自分と家族の安全は、自分で対策していく必要がありますね。
いつか、スマホを要求されたりして、どんどんお金がかかるようになるんだろうな〜、と遠い目になる二児の母でした。
がんばって、働きます・・・