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AWS Ambassadorとして駆け抜けた1年目の活動総括

yassan

6月にシアトルで開催されるAWS Ambassador Global Summitに向けて、Lightning Talk資料の準備の真っ最中です。やっさんと申します。

昨年の2024年6月に正式にAWS Associate Ambassadorに認定されてから早1年。本投稿ではこの1年間でどのような活動を行ってきたのかを総括します。

AWS Ambassadorとは

AWS AmbassadorとはAWS パートナーネットワーク(APN)参加企業の中で選出し、コミュニティを形成するグローバルプログラムです。AWS Ambassadorsは、AWSパートナーに所属し、コミュニティへの貢献に熱心で、AWSワークロードを実装するお客様と緊密に連携することに関心を持っている必要があります。

引用元:2024 Japan AWS Ambassadors ご紹介 - AWS JAPAN APN ブログ

それでは、AWS Ambassadorとしてどのような活動を行ってきたのか、一つ一つご共有します。

AWS認定資格を全て取得

これまではAWS認定資格を全て取得することに興味を持つことができませんでした。なぜなら、継続的な認定維持のためには3年ごとに更新する必要があり大変ですし、興味のある資格の学習に注力したかったためです。

しかし、AWS Associate Ambassadorに認定されてからは、先輩Ambassadorの多くがAWS認定資格の全てを取得していることに影響を受けて、AWS認定資格の取得に励みました。

結果として、2024年5月に「AWS Certified SysOps Administrator - Associate」、2024年6月に「AWS Certified Data Engineer - Associate」、2024年7月に「AWS Certified Machine Learning - Specialty」、2024年9月に「AWS Certified Advanced Networking - Specialty」、2024年11月に「AWS Certified AI Practioner」「AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate」を取得しまして、現時点で取得できる全てのAWS認定を取得しました。

AWS認定資格を全て取得した副次的なものとして、Credlyのバッジを頂戴しました。来年もバッジを取得できるよう認定資格を維持していきたいと思います。

社内でAWS認定資格の勉強会を実施

AWS認定資格を全て取得する過程で、勉強会を開催して学びを社内に共有するとよいのではと閃きました。「AWS Certified Data Engineer - Associate」について週1回、約1ヶ月に渡り勉強会を開催しました。これによって同僚のAWS認定資格の取得に貢献することができましたし、学びを共有する側として意識、心構えを学ぶことができました。他人に教えるとなれば、それなりの準備が必要になりますね。

仕事の状況次第ですが、これからも社内でAWS認定資格の勉強会は実施していきたいと思います。

AWS Well-Architected Leadとしての活動

社内ではAWS Well-Architectedのリードとして、複数の案件を横断してWell-Architected Framework レビューを実施しました。

昨年からWell-Architected リードになったのですが、Well-Architected Frameworkのベスト・プラクティスを理解することは学びが多くてとても楽しいですね。チーム内でワークロードがベスト・プラクティスを満たしているかを議論することも、コミュニケーションが活発になり楽しかったです。

昨年のWell-Architected Toolにおけるハイリスク解決数は70件を超えました。今年もWell-Architectedリードとして、より一貫性のあるレビューに取り組んでおります。

プロジェクト対応

複数のプロジェクトに対して貢献することができました。あるプロジェクトは技術的内容の検証メンバーとして、またあるプロジェクトはプロジェクトリードとして貢献しました。

特にAmazon SageMaker StudioをAWSの閉域環境で活用する際のAWS CDKによる構築はAWS CDKのスタック構成の最適解を探る良い機会だったと思います。

また、2024年後半にはKinesis Client Library 3を活用したJavaのコンシューマーアプリケーションの構築をリードしまして、Spring Bootは相変わらずJavaアプリケーションの定番フレームワークであると、人材の厚さやナレッジベースの豊富さによって実感しました。

社内ハッカソン & LT大会 投票1位の獲得

Amazon Bedrockをもっと使いこなせるようになりたいと取り組んだ社内ハッカソン向けのアプリが投票1位を獲得し、景品をもらいました。このアプリケーションは、AWS BlogやAWS What's Newの内容を要約して時短で理解できるようにするSlackアプリです。投票1位獲得後もアプリを改善し続け、改善内容を発表したLT大会でも投票1位に選ばれました。

Amazon Bedrockを活用してSlackアプリのAWS構成図

このSlackアプリは社内やグループ横断で情報共有する時に活用しております。

テクノロジーの力で効率化することはとても楽しいと思っており、新しいテクノロジーを組み合わせたものなら尚更です。引き続き、今回作ったアプリをメンテし続けていきます。

パブリックイベントへの登壇

re:Invent 2024のre:Capイベントや、JAWS DAYS 2025のダイアモンドスポンサー枠として登壇させていただきました。特にJAWS DAYSは一度は登壇してみたかったので、望みが叶ったことになりました。

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AWSビジネス最前線!人とテクノロジーの力で未来を切り拓く
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ブログの投稿

ブログの投稿も積極的に行っております。「Amazon Novaで始めるマルチモーダルLLM」というタイトルで社内ブログにも投稿させて頂いております。

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AWS Ambassador Global Summit 2024への参加

最後に、AWS Ambassador Global Summitへの参加です。2024年は9月にシアトルで開催されました。多くの先輩Ambassadorの方と会話することができ、また英語のLightning Talkにも挑戦することができました。

シアトルの眺望

今年もGlobal Summitへの参加は確定しており、Lightning Talkにも参加できることになりました。魅力的なLightning Talkのコンテンツを準備していきたいと思います。

まとめ

本ブログ投稿では2024年6月に正式にAWS Associate Ambassadorに認定されてからの1年間でどのような活動を行ってきたのかを総括しました。

総括してみますと、多岐に渡って様々な活動をしていたことが分かりました。かなり多忙で大変だったんじゃないかなと自分でも思いました(笑)。

2025年はAWS Ambassadorとしてどのような年になるのか分かりませんが、堅実にコントリビューションを積み上げていきたいと思います。

以上です。

AUTHOR
Yasuyuki Sato
Yasuyuki Sato
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