AWS資格の再認定時に感じた自己成長
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はじめに
こんにちは。職員のshumpeiです。
昨年11月にAWS Certified DevOps Engineer - Professional(以下、「DOP」と表記)、今年1月にAWS Certified Solutions Architect - Professional(以下、「SAP」と表記)の再認定を得ることができました。今回の再認定時に自身の成長を感じましたので、本記事ではそのことについて書いてみます。
DWS入社前の状況
私は2022年6月にDWSに入社しました。
前職ではアプリケーションの設計・開発・テスト・保守に従事していました。インフラやクラウドの業務経験はありませんでしたが、システムの全体像を把握したいという気持ちと広く用いられている技術に通じたいという気持ちから、AWS認定の勉強を始めました。個人でAWSアカウントを取得してハンズオンに取り組んだり、書籍やWEBの解説記事・模擬問題に目を通したりして、まずはAssociate系の3資格(Solutions Architect・Developer・SysOps Administrator)を取得し、次いでDOP・SAPも取得しました。
資格保有がどれくらい後押しになったのかは分かりませんが、AWSの業務経験はなかったものの縁あってDWSに入社することができました。
DWS入社からの約2年半で経験したこと
DWS入社後の約1年半は、AWS上で稼働するバックエンドAPI・バッチシステムの運用保守に従事していました。前職でも経験していたアプリケーションの改修作業に加えて、定期的なパッチ適用や障害対応などインフラ関連の業務も経験することができました。運用作業のためにEC2インスタンスにSSHで接続する際にはわくわく・どきどきしました(今でもちょっとします)。他にもECS・Lambda・RDS・S3・Athena・CloudWatch・CodePipeline等といった種々のAWSサービスに業務の中で触れることができました。これらのサービスは入社前の資格勉強でももちろん見聞きしてはいましたが、業務で扱う緊張感と、自然と繰り返しサービスに触れることになるという事情から、以前より正確で持続的な知識を得ることができました。
直近参画しているプロジェクトでは、AWSサービスの設計から経験することができました。私が主に担当していたのはS3の構築でした。大変基本的なサービスではあると思うのですが、いざ自分で設計するとなると考慮事項が想像以上に多く一筋縄ではいきませんでした。他アカウントからアクセスできるようにするためにバケットポリシーをどう設定するか、意図したオブジェクトにだけライフサイクルルールが適用されるにはどうするか、SFTPに対応するためにTransfer Familyが必要だが各種パラメータはどう設定するのが適切か、等々を調査・検討する必要がありました。その分、より一層詳細で実践的な知識を身に付けることができました。
資格再認定の際に感じたこと
こうして約2年半のAWSの業務経験を積んだ上で、3年ぶりにDOP・SAPの試験に臨みました。当然と言えば当然ですが、実務未経験で受験した3年前より、根拠と自信を持って回答できた問題が増えたと感じました。もちろん、今回も試験前には試験用の勉強をしており(当社職員は某大手動画学習プラットフォームを自己負担なしで利用できるのでそれを活用しました)、それなしで合格できたかは定かではありません。しかし、実際の業務を具体的にイメージしながら回答できる問題もあり、3年前からの成長を感じることができました。
おわりに
以上、AWSに関する自身の成長を、AWS資格の再認定時に実感できたというお話をさせていただきました。AWSの知識・技能を向上させたいと思う方にとって、当社は適した環境だと思います。気になる方は、ぜひ採用ページもご覧になってください。