約1年前に社内で整備された生理休暇の今

oyuchan

最近、股割りし続けて自己ベスト150度を記録したoyuchanです!

今回は、約1年前に社内で整備された生理休暇について、どれくらい利用されているのか、利用するにあたって思ったこと等書いていこうと思います。

生理休暇について

生理休暇は、労働基準法で定められた法定休日です。

第六十八条 使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない。

労働基準法(昭和22年法律第49号)(抄)

DWSでも約1年前に、生理休暇について取得方法等が社内で整備され、就業規則は以下のように更新されました!

  • 生理日の就業が著しく困難な女性従業員から請求があったときは、必要な時間の休暇を与える。
  • 生理休暇については、毎月2日分に相当する休暇期間は有給とし、それ以外は無給とする。

女性メンバー自体が少なかったことや、生理休暇が無給だったこともあり、ほぼ利用されていない状態でした...。生理で業務が難しい場合、殆どのメンバーが有給休暇としてお休みしてました。

生理休暇を利用する際は、メンバー全員に公開されている個人のSlackチャンネルで、バックオフィスメンバーとプロジェクトメンバーに対しメンションをして連絡することで利用可能です!

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どれくらい利用されているのか?

さて、気になるのは、社内で整備されてから実際どれくらい利用されているのかですよね。
使いづらくて結局誰も使えてない、というのはよくある話かと思います。

調べてみた所、2024年8月時点で女性メンバー9名中、5名の利用実績があります。

私も何回か利用しています!が、最初利用するまでに実は葛藤がありました

生理休暇を利用するまでの葛藤について

まず生理休暇は、労働環境や心理的なハードルが要因で、誰もが気軽には使いにくい制度かなと思います。
以下のような調査結果もありました。

日経BP総合研究所が約2000人の働く女性に対して行った調査の中で、生理休暇の利用しにくさの理由について取り上げられていました。
「男性上司に申請しにくい」が61.8%、「利用している人が少ないから申請しにくい」が50.5%、「休んで迷惑をかけたくない」が36.2%でした。

参照元
【日経BP 総合研究所】生理休暇の利用率は1割未満 女性社員が企業に求めているのは「治療支援」と「生理について理解する研修」
【日経BP 総合研究所】生理休暇の利用率は1割未満 女性社員が企業に求めているのは「治療支援」と「生理について理解する研修」

私が最初に生理休暇を取得するまで葛藤していた理由も、この調査結果に通じる部分があり、とても共感しました!

私が葛藤していた要因は主に2つです。

葛藤その① 私の症状は休むほどじゃないのかも

まず、会社就業規則にもある「就業が著しく困難な」が結構曖昧な表記ですよね。

生理の症状や感覚は個人差が大きいので、個人の判断で利用しやすくするために曖昧にするのは当たり前かもしれませんが、実際どれくらいの基準で生理休暇を利用すればいいのか悩みます。

社内で整備された当初は、「しんどいときは使わせてもらおう!」と思っていました。

しかし、実際生理になると「生理で倒れる人もいるって聞くし、休むのは大げさなのかも...」とか、「休憩しながらなら、まだ頑張れそう」と体調が悪くても休まないレトロな美徳精神で生理休暇を利用しませんでした。

葛藤その② 生理って伝えるのちょっと恥ずかしい

生理休暇を取得する際は、社内のメンバー全員に公開されている個人のSlackチャンネルで連絡する必要があります。

以下の記事にあるように、DWSは男女比率が男性の方が高いのですが、
男性メンバーにもオープンに生理ということが伝わることが少し恥ずかしく抵抗がありました。

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生理休暇を利用するようになったきっかけと変化

毎月生理痛に見舞われるものの、結局社内で整備されてから4ヶ月後に初めて利用しました。

利用するに踏み切ったきっかけとしては、「赤信号みんなで渡れば怖くない」ではないですが、複数の女性メンバーが利用しているのをみて、一歩を踏み出すことが出来ました。

実際に利用してみると、意外と生理をオープンに伝えても大丈夫な雰囲気でした。
以下は、生理休暇を利用した時のSlackメッセージですが、「お大事に」や「無理しないで」と温かいスタンプをメンバーが付けてくれています。

生理をオープンに伝えることに、若干まだ抵抗はありますが、以前ほどの恥ずかしさはなくなりました。

また、以前は生理痛で辛くても1人我慢大会をしていましたが、当然効率が悪く品質も下がっていたため、周りにも迷惑をかけてしまっていたと感じています。
今では、ある一定のラインを超えて、業務に集中出来ない状態の時に生理休暇を利用するよう自分の中で基準を作りました。

最後に

今回お話した生理休暇も含め、女性メンバーが増えてきたことで、少しずつ制度が整ってきています。バックオフィスメンバーに女性もいらっしゃるので、困ったことがあれば気軽に相談できるのが安心です☺️
今後も、女性向けの制度の改善や取り組みがあれば発信していこうと思います!

もしDWSに興味が湧いた方は、是非以下から採用情報を確認いただければと思います!



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