リーンスタートアップで考える

miyatan

ごあいさつ

DWSのみやたんでございます。

最近、プロダクトを考えていく中で、「リーンスタートアップ」に触れる機会がありました。
今回は、この「リーンスタートアップ」をテーマに自分の備忘録も含めて記事を記載してみます。

私の投稿するブログでは、定期的にスクラムに関連する記事を作成していこうと思います。

スクラムにつきましては、以前に記事を作成しておりますので、「スクラムって何?」という方は、ぜひ以前私が掲載した記事をご覧ください。

リーンスタートアップとは

「リーン」は無駄のないの意味、「スタートアップ」は起業や新規事業を指す用語です。
価値を生み出す活動と無駄をはっきりと区別することで質の高い製品づくりを目指します。
米国で生まれた考え方ですが、この考え方にはトヨタ自動車の「トヨタ生産方式」などもベースになっています。

なぜこの題材を取り上げたのか

プロジェクトの中で、プロダクトを考える方とお話した際に、「良いプロダクトや製品づくりにリーンスタートアップも参考になるかも」というお話をいただいたのがきっかけです。
アジャイルやスクラム等の活動やいくつかの教材にも、関連情報が掲載されていることも思い出し、今回改めて学習してみようと思いました。

スクラム方式との関係性

スクラムはアジャイルな考え方を用いた開発手法の1つです。
アジャイルは、英語で「機敏な」という意味を持つ言葉で、開発の考え方や開発以外でも組織の考え方等でも使われることがあるようです。
「リーンスタートアップ」との共通点として、「価値に重きをおく」「開発期間を短く、顧客フィードバックを頻繁に取り入れる」という点は同じだと思います。一方で、「リーンスタートアップ」の方がより起業や製品を生み出す部分に重点が置かれているように感じます。

リーンスタートアップで重要と感じたキーワード

エリック・リース著の「リーン・スタートアップ」からいくつか気になった文言を引用して、キーワードをまとめてみました。

「顧客が使わない(誰もほしがらない)機能は全て無駄」
「顧客が望んだものだけが価値」
「顧客は製品が提示されないとどういうものが欲しいか(価値があるか)わからない」
「顧客に関する知見を得るのが目的なら製品を作り込まなくてもわかる」
「誰が顧客かわからないと、何が品質なのかもわからない」
「不確実性が高いものを扱わないといけない」
「アジャイル開発でも無駄をしてしまう」
「フィードバックを得るまでのサイクルを短くする」
「現地・現物。理解するには自分の目で見る」

プロダクト開発の場面で上記を改めて意識してみたいと思います。

1点、「アジャイル開発でも無駄をしてしまう」は、この手法の否定ではありません。
この開発手法や考えに即しているから、「無駄な開発をしていない」と妄信することに対する注意です。
開発しても価値がなかったり、状況変化についていけないと結局無駄になることに注意します。

まとめ

後からキーワードで、プロダクト開発をチェックできるように自分で考えてまとめてみました。
プロダクト開発に携わる時に注意して、新たな発見や修正があれば、更新していきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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