プライベート

細く長く働き続けるためのメンタリズムや働き方

Watercolor painting of top view of people standing together holding hands in circle shape on white background.
koma

こんにちは!
最近、あんなに勉強した高校数学の大半を忘れていることに気がつき切なくなったこまっちゃんです。

今回は、仕事を細く長く続けるためのメンタリズムについて書きたいと思います。

こんな方におすすめ
  • つい頑張っちゃう頑張り屋さん
  • 他メンバーに頼るのが申し訳ないなと思ってしまう甘え下手な方
  • 忙しい時はマンパワーで押し切ってしまう方

働き方を考えるきっかけ

年末・年始の休暇明け、業務中に胸がドキドキしていることに気がつきました。
そこで、期限がタイトな業務群の見通しが立っていないことが原因と考え、チームメンバーと打ち合わせて業務内容の確認と分担を行いました。しかし、根拠のない不安が止まりません。

見通しが立ったのに、きちんと期限までに業務をこなしきれるか、
不安でたまらない…

結局、どうしても業務に集中できず胸は苦しく、早めに業務を上がらせてもらいました。
そして翌朝午前中、「胸が苦しい」「働きたいのに起き上がれない」「業務が怖い」という状態になり、午前中無断欠勤をしてしまいました。
※ 正午には連絡を入れることができ、その日は休んで病院に行きました。

こうなった原因は?

私はとあるプロジェクトをメインで担当していました。プロジェクトはちょうど佳境に差し掛かり、今日・明日が期限というタスクが複数積もっている状況でした。メンバー同士「今が一番忙しいから踏ん張ろう」と支え合いつつ、バタバタと業務をこなしていたように思います。

チームメンバーとの関係は良好で、不安な点があればすぐに相談しあえていました。一方、業務分担についてはメンバーへの負担を考慮し、日頃から多少多めに抱えるようにしていました。

振り返ると、とにかく「私が」と考えてしまっていたように思います。

  • 私が一番業務のことをわかっているから、詳細に関わるものは基本的に私がやろう
  • メンバーの私生活を考慮すると、私が動くのが一番いい
  • 業務量は多めだけど、過去こなして来た量と比べれば正直多くない

業務がピークに達していた12月、少し胸がキュッと締め付けられるような感覚は毎日のようにあったものの、「チームで話し合えているから大丈夫」「やれば終わる」「ここを乗り越えれば落ち着く」と、アドレナリンを出しながら突っ走っていました。

チームで「自分たちはチームだから抱え込みすぎないようにしようね」と話していて、自分なりに体現していたつもりが、メンタルは完全に個人プレイになっていたのです。

どうやったら同様の事態を防げるのか?

結局のところ、メンタル管理は得手不得手があり、頼るのが上手な方もいれば、つい頑張ってしまうタイプの方もいて様々だと思います。以下には、自分なりに心がけている考え方や習慣を記載しています。

自分で変えられるもの、変えられないものを分けて考える

自分で変えられるか、変えられないかをまず考え、変えられるものは恐れずアクションを積極的に起こしていきます。

Q. プロジェクトが忙しい

A. 忙しさ自体は、外的要因が多く自分でどうこうできるものが少ないように思います。どうにかできるものから考えるようにして保留します。他が解決すると心のキャパシティが増えるので、受け入れやすくなります。

一方、忙しさで不安になる場合は自分の問題なので、変えられるものとして考えます。以降のQに続きます。

Q. 業務量が多い

A. 変えられると仮定し、物理的に減らせないか考えます(量を減らす or 他の人に分担してもらう)。現状を受け入れてしまわないことが大切です。

  • この業務、意義的にやらなくても良いのでは?根拠を添えてクライアントに相談しよう
  • 申し訳ないけれど、他メンバーにお願いできないかな?厳しければすぐ断って欲しいと添えて相談しよう
  • 他メンバーも難しい場合、新メンバーをアサインしてもらえないかな?

Q. 業務に不安がある

A. これは自分の心の問題なので、変えられます。チームメンバーに素直に伝えるか、言いにくい場合はバックオフィスや1on1で相談します。

自分で勉強したり、恐れずに他の人に聞いてしまうのも手です。特に、聞いてしまうのは一番時間がかからないので、忙しい時ほどおすすめです

相手の状況を考慮するのも非常に大切ですが、忙しければ断ってくれると信じましょう(相手の事情は相手に委ねます)

まずは自分が休まず、細く長く働き続けることが周囲にとって一番重要なので、感謝の気持ちを抱きつつも自分を第一にアクションを起こします

追い込まれにくい状況をシステマチックに作ってしまう

とはいえ、私のようについ気負ってしまうタイプは上記だけでは対策としては不十分です。そんな方はシステマチックなガードレールを敷きましょう。

毎日の終業時間を決めうちする

  • 「今日はここまでやって上がろう」
  • 「これは最後までやってしまった方がいい」

卒業し、業務上がりの時間を決め打ちしてしまいます。代わりに、

18時までに上がるにはどういう優先度で業務を進めようか

と考えます。それでも終わらない場合は明日の自分へ委ねましょう。期限が厳しくなりそうであれば、早めに周囲に相談します。

「キリがいいところまでやろう」は、業務効率を考える思考に欠けますし、ゆくゆくはマンパワーで押し通そうとして破滅につながるリスクを孕んでいます。

プライベートの予定(できれば運動)を朝に入れる

これは夜型かつ運動嫌いの私にとって鋭意修行中な課題なのですが…
要は「朝活と運動習慣をセットにしてしまおう!」というものです。

朝運動するとなると、夜まで仕事を頑張り過ぎることはできません。寝不足で倒れてしまいパフォーマンスへ影響が出てしまうからです。

また、運動をすると体力がついてくるので、座りっぱなしだった頃と比べて憂鬱感や疲労感が減り、意欲的になったように思います。ちなみに、最近はボクシング🥊に行くか、行けない日はステッパーを踏んでいます。

体の信号を見逃さない

  • 息が苦しい、キュッとする
  • 緊張する、動悸がする
  • 眠れない、眠っても起きてしまう
  • 起床する時間がどんどん遅くなってきた

こういったサインは、一時的なものだと考えてはいけません。私は「今自分が抜けるわけにはいかない、この程度の負荷は大丈夫だ」と考えてしまいましたが、結局は長期休暇をきっかけに崩れてしまいました。

頑張り続けることは素敵です。多大なストレスがかかる環境下で戦い続けることのできる方々は本当に心の底から尊敬しています。

しかし、自分も同じことができるとは限りません。早期に原因を特定し、適宜チームメンバーや他の人に相談して解決を図りましょう。
体の信号が出ている時、大抵は他の人も異常に気がついてくれています。相談したら「相談してくれてありがとう」と言ってくれるはずです。もしくは、先に声をかけてくれ流こともあるかもしれません。その際は「大丈夫じゃないかも…」と、有り難く助けを求めましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
私は幸い欠勤翌週からモリモリ働くことができているのですが、皆に心配と迷惑をかけてしまったことには変わりません。

上記の他にも対策を見つけたらどんどん社内へ還元し、「皆で細く長く!」をモットーに頑張っていけたらと思います。

AUTHOR
koma
koma
エンジニア
元々製薬業界で働いており、スクールを経てDWSに入社。主にgolangを使用したバックエンド業務に携わっているが、触ったことのない技術にも楽しく挑戦していきたいと考えている。趣味はスキューバダイビング。
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