AWS Certified Machine Learning – Specialtyを取得しました!
こんにちは!最近、生活リズムを整えて体調が良いyuhanです。
早寝早起き、軽い運動、1日3食、これだけで、こんなに体調が良くなるのかと日々感動しております。
生活リズム改善のためのTipsは、また別の機会にお話しさせてください。
今回は、先日受験したAWSの認定試験についてお話ししようと思います!
AWS Certified Machine Learning - Specialty について
「AWS Certified Machine Learning - Specialty」は、AWSにおける機械学習に関する知識を問う試験です。
試験の内容は、機械学習の基礎から、実際の運用まで幅広くカバーしています。
受験対象としては、下記の通りです。
AWS Certified Machine Learning - Specialty は、開発またはデータサイエンスの担当者で、AWS クラウドでの機械学習 (ML)/深層学習ワークロードの開発、アーキテクチャ設計、実行において 1 年以上の実践経験を持つ個人を対象としています。この試験を受ける前に、以下のことをお勧めします。
- AWS クラウドでの ML/深層学習ワークロードの開発、設計、実行における、最低 2 年の実務経験
- 基本的な ML アルゴリズムの基となる考えを表現する能力
- 基本的なハイパーパラメータ最適化の実践経験
- ML および深層学習フレームワークの使用経験
- モデルトレーニング、デプロイと運用のベストプラクティスを実行する能力
※試験ガイドについては、引用元の公式ドキュメントからご参照ください。
受験した時のレベル感
私は、普段はSREチームとして運用業務をメインに従事しており、機械学習については実務経験がありません。
AWSの機械学習サービスについては、知識として軽く知っている程度で、深い理解はない状態で今回の試験に向けた学習を始めました。
学習方法
今まで受験した他のAWS認定試験と異なり、根本的なサービス知識が不足している状態だったため、今回は基礎的なところから丁寧に学習を進めました。
※学習方法については、クラスメソッド株式会社様のブログをとても参考にさせていただきました。
内容としては、下記の通りです。後述で詳しく説明していきます。
- 機械学習の基礎知識の習得
- AWS Black Belt Online Seminar
- 問題演習
機械学習の基礎知識の習得
MLS では、AWSの範囲だけではなく、機械学習の基礎的な知識を問われる問題も出題されます。
この辺りの知識は0からのスタートだったので、動画サイトで機械学習の基礎をわかりやすく解説している動画を試聴したり、解説サイトや本を読むことでインプットを行いました。
今回は試験対策として学習したので、まだまだ理解が浅いと思いますが、勉強していてとても面白い領域だと感じました。
個人的に、もっと深掘りして学習したい分野だと思ったので、AWS認定の取得が落ち着いたらもっと知識を深めていきたいと思っています。
AWS Black Belt Online Seminar
AWS Black Belt Online Seminarは、AWSの公式ブログで公開されているセミナー動画です。
機械学習に関するセミナーも公開されており、それを参考に学習を進めました。
[AWS Black Belt Online Seminar] Amazon SageMaker Basic Session 資料及び QA 公開
[AWS Black Belt Online Seminar] Amazon SageMaker Advanced Session 資料及び QA 公開
[AWS Black Belt Online Seminar] AWS Glue 資料及び QA 公開
動画を視聴しながらメモをとり、わからない部分や深掘りしたい機能については、別途、公式ドキュメントを参照して勉強をしました。
個人的に、こうした動画はただ見るだけでは頭に入りづらいのでメモを取ったり、深掘りをしていくと理解しやすくなるかなと思います。
問題演習
試験対策の鉄板になってしまいますが、問題演習も繰り返し行いました。
使用した問題集には、さっぱりわからないような問題もあったので、わからない単語が登場する度に、その単語について調べた上で自分の言葉でメモに落とし込むことで理解を深めました。
同じ問題を2周目3周目と解く場合でも、問題と選択肢に一通り目を通して「この問題はこの部分を問われているからこの選択肢が適切」と説明できる状態で、答えを選ぶように意識して解くようにしました。
※試験問題のサンプルはAWS公式で公開しているので、試験対策の際には是非利用してみてください。
Machine Learning – Specialty (MLS-C01)試験問題サンプル
学習する際に意識していたこと
今回受験したMLSに関わらず、私は認定試験などを受ける際の学習で意識していることがあります。
それは、下記の3つのポイントです。
- インプットだけでなくアウトプットも意識する。
- 自分の言葉で説明できる理解ができているかを確認する。
- いきなり問題演習をやらない。
私の場合、参考書を読んだり動画を視聴するなどだけでは頭に定着しにくいので、メモやノートにアウトプットを出すようにしています。その際に、なるべく自分の言葉を使って記録するようにすると、一通り読んだり見終わった後に、記憶に残りやすいです。
問題演習から入る学習方法もあると思うのですが、私はその方法を取ると、考えて解くのではなく答えを暗記して解いてしまうようになりがちだったので、一番最初は知識を定着させるところから始めるようにしています。
ただ、学習方法は人それぞれに合ったものがあると思います。人によっては時間的な制約などもあると思うので、やりやすい形で継続的に勉強していくことが大切かと思います。
試験結果
タイトルに記載の通り、無事に合格できました!
スコアは、添付画像の通りです。
受験した感想
普段の業務で使用しないサービスについて知識を深めるのは、とても新鮮でした。
機械学習分野の学習に対して難しそうな印象があり、MLSの受験を後回しにしてしまっていたのですが、0から新しい知識を習得するところが多かったので、今まで受けたAWS認定の中で一番、勉強していて楽しかったかもしれません。
個人的にもっと学びを深めたいと思ったので、AWS認定取得に向けた学習が落ち着いたら、より深掘りした学習をしたいと思います。
DWS の資格報奨金制度について
DWS では、資格取得支援の制度があります。そのため、積極的に資格取得にチャレンジできます!
詳しくは下記のブログに記載されているので、ご興味がある方はこちらをご参照ください。
次回の受験予定
次回は、SAP on AWS - Specialty の受験を予定しています。
私が予約をした時はアナウンス前だったのですが、実はこの試験は4月29日で廃止となります。
廃止を受けて受験するか少し悩んだのですが、廃止になるということは「今しか受けられない」ということでもあるので、そのまま受験することにしました!
間に合えば、3月末までに未取得のAWS認定を取得して、2024 Japan AWS All Certifications Engineers を取得することを目指しています。
ブログで報告できるように頑張ります!