若手エンジニア向けハッカソン・ANGEL Dojoを完走して〜優勝までの道のりで学んだこと〜
みなさまこんにちは 🙂
enaminです。
この度yuhanと共に、AWS主催の若手エンジニア向けハッカソン型トレーニング「ANGEL Dojo」に参加してきました。
始まる前のyuhanによる記事はコチラ↓
「ANGEL Dojoに参加させていただきます」
結論から言うと......
ANGEL Dojo、優勝しました。
めっちゃ楽しかった!!!!
です。
今日は、どうやら年々アップデートされているらしい、「ANGEL Dojo」のうまみポイントをお伝えしてまいります。
ANGEL Dojoとは
おさらいです。
ANGEL Dojoとは...
- APN Next Generation Engineer Leaders Dojoの略。
- AWSが主催。
- AWSサービスを用いた新規サービスの企画・開発を行う、ハッカソン型のトレーニング。
- テーマは「AWSで日本を元気に!」
- 3ヶ月間、毎週木・金曜日でみっちりコミット。
- 最終発表で評価が高かったチームは頂上決戦に進み、Youtube Live配信にてサービスを発表することができる。
DWSは私とyuhanの2名が参加し、アイレット株式会社様との混合チームでした。
参考: AWS公式ブログ記事
ANGEL Dojoのうまみ
そんなANGEL Dojoでは、どんな学びを得られるのでしょうか?
3ヶ月を終えて自分なりにまとめてみましたので、ご覧ください。
①エンジニアがお客様起点でサービスを考えることができる
普段開発や運用業務を担う若手エンジニアが、ビジネスをつくっていくための考え方を学びます。
Amazon におけるモノづくりの考え方の基本に、 “Working Backwards” というものがあります。
Working Backwards とは.......
- 「お客様起点」でモノづくりをするための、Amazon流の考え方。
- 「お客様は誰なのか ?」からなる五つの質問を答え、お客様にとって本当に必要なサービスを企画する。
- プロダクトを開発する前にプレスリリースを書いて作るものを明確にして、QA でより具体的な体験をまとめる。
参考:「サービス企画〜リリースまでを AWS Amplify と Working Backwards をフル活用して爆速でやってみた」
Working Backwardsに沿って、チームごとに企画を進めていきました。
私たちのチームでは、お客様を「余った食材の廃棄コストに困っている、飲食店の店長」としました。
実はこの「お客様」は、メンバーの元アルバイト先の店長がモデルになっていたりします。
正直最初は、チームで話してもなかなかまとまらず、途中から頭が混乱してきてかなり苦しめられました(笑)
しかし最初に苦労しながらも企画を練り上げたことで、開発において仕様に迷った時も判断に困らず、発表時にも「ユーザー視点のプロダクトになっている」と評価いただきました。
企画から開発まで一気通貫で自分達がつくったため、
「自分達の考えた企画の粒度が、スムーズな開発にどう影響してくるのか」を、身をもって体感することができました。
②インプットした学びを、すぐにアウトプットできる
伝え忘れていましたが、ANGEL Dojoはただただ企画・開発をするだけではありません。
その時間の約1/3は、AWSのプロフェッショナルによるさまざまな講義やワークショップに費やします。
講義テーマの例
- エンドユーザーとSIerの関わり方
- DX
- BizDevOps
- アジャイル開発・スクラム
- モブプログラミング
- NoSQLデータベース入門
- Well-architectedフレームワーク
- プレゼンテーション
シンプルに、めちゃめちゃ勉強になる。
それも、チームが企画を進めるフェーズでは企画に関する講義、開発フェーズでは開発手法や開発向けのAWSサービスに関する講義など、
自分のチームでの活動にすぐ活かすことができるよう、順序が考えられています。
勉強になる上にすぐに使う機会があるなんて、最高じゃないですか?
これからのスキルの磨き方も変えていこうと思うきっかけになりました。
本を読んで満足するんじゃなくて、その先どうアウトプットするのかまで必ずセットで考えて、学びつづけたいと思います。
③AWSサービスをフル活用した開発を経験できる
机上でしか学んだことのなかったAWSサービスでアーキテクト・開発することができ、、手を動かしながら身につけることができました。
つくったサービスのアーキテクチャ図にあったAWSサービスを数えてみると、なんと28種類!
「API Gatewayって初めて使ったけど、こういった設定が漏れているとエラーで詰まるのか」
「このマネージドサービスってこんな簡単に使えるのか」など、
実際につくらないとわからない気づきを、得ることができました。
また、細かいことを気にせず開発に熱中できるのも、トレーニングの場ならでは。
自分達のサービスを形にするために妥協しないチームメンバーの姿勢に、たくさん刺激をいただいたことが、個人的に一番の収穫だと思っています。
ANGEL Dojoを完走して思うこと
注:満足度が高すぎてAWS様の回し者のようですが、純粋な感想です笑
enamin(バックエンドを担当 / 筆者)
ANGEL Dojoを終えて1ヶ月たった今、企画から開発まで一気通貫で経験できたことは、本当に貴重な経験になったと改めて感じています。
チームメンバーはもちろん、今回できたAWSの方や他のチームの皆様とのつながりも、大事にしていきたいです...!
この経験を今後の業務に活かして、お客様やチームに還元していけるよう、これからもエンジニアとしての腕を磨き続けます!!!
yuhan(フロントエンドを担当)
ANGEL Dojoに参加できて、本当に良かったです!
講義やワークショップをはじめ、多くの貴重な経験をさせていただき、ANGEL Dojoでの活動を経て大きく成長することができたと思います。
このような貴重な機会の場を提供してくださったAWSJapanの方々や、何度も助けていただいたチームのみんな、メンターさん、関わった皆様に感謝しかございません。
ありがとうございました!!
今後も、この経験を糧に、次世代のリーダーを目指して頑張ります!!!
最後に
以上、ANGEL Dojoを通して、学んだことのご紹介でした!
頂上決戦はYoutube Liveのアーカイブで見ることができます。
AWS 初心者支援ハッカソン型プロジェクト「 ANGEL Dojo 」頂上決戦
私たち混合チームの発表は、21:30頃からです。
他のチームの発表も本当にクオリティが高く、どちらも日本を元気にするためのサービスで前向きな気持ちになれると思いますので、ぜひご覧ください!