英語検索に役立つtips
こんにちは、DWSに9月から入社しました二人目の大島です。
DWS社内では英語での検索がベストプラクティスとして奨励されています。
また、TOEICスコアによって報奨金が出る制度があったり、
語学学習に対して一定の補助金が出る制度があったり、と英語への社内のモチベーションの高さが伺えます。
最近では、社内に「英語部」が発足し、slackでの会話が英語で行われていたり、
昼休みには英会話が週1で有志で開催されていたりします。
英語部のSlackの様子です。英語バリバリですね。
私も個人的に英語を触ってるのが好きで、普段から疑問に感じたことなども英語で検索していたりします。
IT業界は、他業種に比べて英語に触れる機会がとても多い職業です。
最新情報は英語ベースが多いですし、ググった時の情報量も日本語と英語の間では差が大きいと感じます。
どうせなら英語で検索はできた方が便利です。今の時代翻訳が発達しているので、検索さえすれば読めちゃうことも多いです。
そこで、「これ知ってたらちょっと検索で役にたつんじゃないの?」っていう英語検索で使える語句と英語検索のtips的なものを3つ、自分の知識向上も含めて書いてみます。
検索で知っておくと便利な語句
まずは独断と偏見で選んだ、知っておくと検索で役立つなーと思える語句です。
「違い」・「比較」を検索する "vs"
物事を理解するためには、似たようなものと比較して違いを理解するのがとてもわかりやすいです。
そのような比較を行っている記事は、"A vs B"のような形が書かれているケースが多いかなと思います。
なので手っ取り早く違いを把握したい場合、"vs"で検索をかけると非常に楽です。
もちろん、"difference between A and B"も使えます。
ただ、"vs"の方が、「違いを比較をしてどっちの方が優れているんだ?」まで書かれていることが多い気がします。
「azure vs aws」の検索結果
「初心者向け」・「初めて」を検索する "101"
初心者向けのざっくり解説した記事等を調べたい時に使えるのが”101"です。
”101"は、「入門」・「初心者向け」を意味する言葉です。
例えば、「Ruby 101」=「Ruby入門」のような意味になります。
アメリカの大学では、授業コースに番号が割り振られるようで、
そのコースの最初の番号が「101」のため、入門コース的な意味合いになったとか。
”for beginners", "tutorial", "getting started with"なんかでも代替は可能ですね。
またちょっと変わり種でいくと、"A in 5 min" とすると、「5分で理解するA」みたいな意味になるので、こちらでもざっくり解説記事をみれますね。
「ruby 101」の検索結果
「なんの略」を検索する "stand for"
大学受験なんかではお馴染みの単語の”stand for"です。
"A stand for B"で、「AはBの略称である」を表します。略語まみれのIT業界では検索をかける頻度が高いワードですね。
ただ、単純に"A stand for"で使うと、検索範囲が広すぎるので、
"in AWS"のように略語がどういった分野で使用されているのかを絞った方が検索では良いですね。
ちなみに「略語」自体は"abbreviation"と言うので、こちらで検索しても似たようなことはできます。
「rds stands for in aws」の検索結果
「やり方」を検索する "how to "
基本的なものですが、応用が効き検索に非常に便利です。
"how to use"なんかで「使い方」になります。
"how to”を使うと、「実現したいことの解決策」が検索できます。
”aws how to"で検索補助をみてみると、色々出てきますね。
EC2の削除方法・インスタンスタイプの変更方法などなど。
「aws how to」の検索補助
「図」・「図解」を検索する "diagram"
日本語で検索したい時の「図解」に当たるのがこれかな、と思ってます。
複雑な事柄はやっぱり視覚的に理解するのが、手っ取り早いし、記憶にも残りやすい、と思います。
"beef diagram"で、牛の肉の部位が出てきます。
普通に"beef"で画像検索するとこういった「図」には到達できないので便利です!
「beef diagram」の検索結果
※諸々の規制に引っかかるため、雰囲気で楽しんでください
「コツ」を検索する "tips"・"trick"
日本語で言う「コツ」なんかに該当する言葉です。
"tips"に関しては、割と馴染みの深い方が多い言葉な気もしますね。
"key", "secret" 等も似たような感じで使えるかなと思います。
「trick to」の検索補助
検索語句は以上となります。
その他英語検索で役立ちそうなこととか
ここからは検索で使えそうなtipsです!
海外Googleを使う
基本的な検索はわざわざ切り替えるのも面倒なので日本版Googleを使っているんですが、
どうしても日本語の検索結果が邪魔で、もっとちゃんと英語の検索結果が欲しい!
って時には、アメリカ版Googleを使っています。("google usa"なんかで検索すると出てきます)
例えば、"what is HTTP404"で検索をしてみます。
日本版Googleの場合、英語検索したとしても日本語のサイトが多いです。特にIT関連記事は、記事が日本語で書かれていても中に英語が多分に含まれているので、ヒットしがちです。
日本版Googleでの「what is HTTP 404」の検索結果
アメリカ版で探すと、
こんな感じですね、しっかりと英語記事がヒットするようになります。
アメリカ版Googleでの「what is HTTP 404」の検索結果
このように英語オンリーでヒットする記事の量が圧倒的に多いので、
困った時にはアメリカ版Googleで検索するのは非常におすすめです。
ヒットする記事の質もやや高めかなと感じます。
ネット上で英語が使える人と日本語が使える人の人数の差は大きいですから、質にも影響が出てくるのかなと思ったり。数の暴力ですね。
単語の意味を把握したいときは画像検索をしてみる
これは英語検索だけでなく、英語学習全体に言えることですが、
語句を画像検索するとイメージと結びつくので覚えやすくなりますね。
例えば、「干ばつ」を意味する"drought"を画像検索してみると、「乾燥した大地」のイメージが一覧に表示されます。
**「drought」の検索結果**
※諸々の規制に引っかかるため、雰囲気で楽しんでください
視覚的に記憶に残ってくれるので、非常に覚えやすいです!
検索オプションの"after"を使用する
厳密には、英語検索のtipsではないんですが、便利っぷりが半端ではないので紹介します。
Google検索では、検索にオプションを追加できます。
有名どころだと、「-」を語句の前につけると、そのワードを除外検索ができたりします。
そういった検索オプションの一つとして「after:時間」があります。
使用すると、指定した時間以降の記事のみが検索結果に表示されるようになります。
例を見るのが手っ取り早いので、"aws"と検索します。
動画の検索結果が分かりやすかったので、動画部分を見てます。
2019年や、2020年などの動画が出てますね。
「aws」の検索結果
では”aws after:2021/01/07"で検索してみます。
2019年と2020年の動画が消えて、2021/01/07以降の動画しか出てきてないですね。
それ以前の検索結果が除外されています。
「aws after:2021/01/07」の検索結果
情報の鮮度がめちゃめちゃ大事なIT業界では、とても便利な検索かなと思ってます。
ちなみに"after:2021"みたいな形での利用も可能です。(この場合2022年からの検索結果が表示されます)
もちろん日本語の検索にも利用可能です。なんでかはよくわからないんですが、この検索オプション、ググってもあんまり使い方とかヒットしないんですよね。もっと知れ渡っててもいいのに、と思います。(私の検索方法が下手なだけかもしれません)
ちなみに、ほとんど使ったことはないですが、"before:時間"で特定の時間以前の検索も可能です。
おわり
以上となります!
多少なり英語を使っている方には「そんなの知ってるよ」といった内容だったかもしれませんが、
英語に触れ始めた方に、少しでも役に立つ内容となればいいかな、と思います。
是非とも使ってみてください!