ローカルワークに勝るとも劣らないMMMのコミュニケーションをご紹介[2019年版]
採用面談で採用候補者の方から、下記の質問を頂くことがあります。
「全国にメンバーが散らばっている中で、どのようにコミュニケーションを取っているのか」
わたくし、 やっさん
も最近MMMに入社した新米MMMerではありますが、
弊社がどのようなコミュニケーションを取っているのかご紹介したいと思います。
非同期コミュニケーション
MMMでは非同期コミュニケーションにおいて、4つのツールを使い分けています。
- Slack
- Chatwork
- G Suite
- Backlog
非同期コミュニケーションの主役はSlack
非同期コミュニケーションの主役は Slack
です。
プロジェクト単位でパブリックチャンネルがあり、メンバーはチャットを活発に行うことができます。
また、 「times_xxx」
という社員個別のつぶやきチャンネルがあり、Twitterのように何げなく思うことを呟くことができます。
MMMではSlackの 有料プラン
を利用しています。
ですので、 全てのメッセージを検索可能
です。
これは、非同期コミュニケーションのアーカイブ的な側面も持ちます。
全てのメッセージを検索できることは、過去の恥ずかしいやりとりも含めて全て検索できることを意味しますので、
黒歴史
的な内容を掘り起こすこともあります(笑)。
しかしながら、中途採用者の方がそのやり取りを見て、
過去のコミュニケーション内容を知るのに一役買っていることでしょう。
雑談とリアクション
リモートワークでは 「雑談」
は実はかなり重要な要素になっています。
社内Twitterの 「times_xxx」
と雑談の相性は良く、メンバーが雑談できる環境を作り出しています。
雑談用チャンネル
もあり、共通の話題で盛り上がることもあります。
雑談とリアクションの相性もよいです。
MMMでは、 850
を超えるリアクションが登録されています。
最近特に流行っているのは ボディビルダーへの掛け声
です。
「腹筋6LDK」
、 「ナイスバルク」
などがリアクションに登録され、
主にメンバーに賞賛を与えるリアクションとして利用されていると思います。
お客様との非同期コミュニケーション
お客様との連絡など対外的なコミュニケーションは、
Slack
, Chatwork
, G Suite
そして Backlog
が利用されています。
お客様が望まれるコミュニケーション手法に応じて適宜使い分けておりますが、
プロジェクト運用では Backlog
を活用しております。
下記のブログ記事もご参照くださいませ。
同期的コミュニケーション
MMMでは同期的コミュニケーションにおいて、大きく2つのツールを使い分けています。
- Slack Call
- appear.in
ローカルワークに勝るとも劣らないSlack Callを利用したコミュニケーション
MMMでは、 Slackの通話機能
を利用した同期的コミュニケーションを実施しています。
この通話機能が、 MMMでより深いコミュニケーションを実現している理由
となります。
全社員がSlackを利用しているため、チャンネルで「通話ボタン」を押すだけで、
すぐに通話による同期的コミュニケーションを利用することができます。もちろん、複数人での通話も可能です。
基本的に、業務に関わるSlack通話は日中帯であればいつ実施してもよく、
少し確認したい内容であっても同期的コミュニケーションがよければ、すぐに通話を開始できます。
Slackとシームレスに繋がる通話機能を利用することは、同期的コミュニケションの促進に繋がっています。
また、Slackの通話機能も日々進化しています。
画面共有機能
や、 ビデオ通話機能
がありますので、 ペアプログラミング
でも活用することが出来ています。
最近では、通話中にリアクションを行う機能が追加されております。
通話中に入力する非同期メッセージは、 議事メモ
の役割にもなります。
メンバーはそのメッセージ内容を把握することで、すぐに同期的コミュニケーションのサマリーを獲得することができます。
お客様との同期的なコミュニケーション
お客様との対面でのオンラインビデオ会議には、 appear.in
が利用されております。
appear.in
は画面共有機能があり、お客様に資料を共有しながらのコミュニケーションが出来ております。
オンライン飲み会
MMMの面白い取り組みとして、 オンライン飲み会
があります。
これは、appear.inを利用して全社員がビデオ会議に参加し、お酒を飲んで会話するというものです。
雑談の促進から生まれた、MMMだけでしか実現できないようなフルリモートの飲み会であり、
他の企業様ではなかなか生まれない文化の一つでしょう。
フルリモートワークだからこそ、情報の欠損を防げる
ローカルワークとリモートワークメンバーが存在している場合を考えてみます。
ローカルワークのメンバーは口頭で同期的コミュニケーションを行うことが多いと思います。
この状況において、口頭で話した内容が全てリモートワークメンバーに伝わるでしょうか?私は No
だと考えます。
リモートワークメンバーに、「お伝えし忘れましたが、◯◯と決定しました。」という非同期コミュニケーションを行うことは、
リモートワークメンバーから見て情報の欠損であり、リモート側からは情報の欠損を防ぐことは困難であると言えます。
フルリモートワークのMMMであるからこそ、全社員が情報の欠損なく、
シームレスで密なコミュニケーションが可能となっていると実感しており、
その業務内容は 先進的
であると言えます。
ツールの興盛と共に進化したMMMのコミュニケーション手法
MMMのコミュニケーションの進化の歴史は、ツールの興盛とも密接にリンクします。
現在のコミュニケーションスタックを利用する前には様々なツールを利用していました。
非同期コミュニケーションでは HipChat
、
同期的コミュニケーションは Skype
、Discord
などを利用してきました。
MMMは小さい組織だからこそ、意思決定が早くツールの導入も迅速で、
ツールの興盛に合わせてコミュニケーション手法も進化できたのだと、私は思います。
全社員がよりよいコミュニケーション方法を常に模索し、提案できるフラットな組織と人間関係も大きく寄与しているのだと思います。
以上です。