新しいことを始めるには小さいことから
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
先日、弊社でお世話になっている税理士さんと新年会をしていた際に、手相を見てもらう機会がありました。
その税理士さんが手相を見ることができる方なんです。
「120歳まで生きますね」
って言われて、その場では「へー」って思っただけだったんですが、冷静になって考えると長いですね、120年って。
これまでなんとなく、「長く生きても男性の平均寿命の80歳ぐらいかなー」って思っていたんですが、さらにそこから40年……。
死ぬまでやりたいことができるぐらいずーっと健康なら嬉しいんですけどね。
長生きするってことはそれだけお金も必要になるってことだしなーなんて、いろいろと考えてしまいました。
さて、新年一発目のブログということで。
年も明けたし、新しいことを始めるぞ!今年は◯◯を習慣づけるぞ!
と、気持ちも新たに燃えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、新しい習慣を三日坊主で終わらせないために重要なことをテーマに、書いてみたいと思います。
新年の目標の92%は失敗に終わる
いきなり水を差すようなことを言ってしまいますが……。
アメリカでの調査によると、新年の目標を達成できた人は、 8%しかいなかった そうで、新年の目標の 92%は失敗してしまう という結果が出たそうです。
【参考】
Just 8% of People Achieve Their New Year's Resolutions. Here's How They Do It.
New Year’s Resolutions Are For Losers — Take These 4 Steps Instead
せっかく立てた目標を失敗に終わらせないためには、どうしたらいいんでしょうか。
心を無にしてとにかくやる
以前、弊社の国本が
超個人的経験則に基づく行動を習慣化する3つのポイント | MMMブログ
というブログを書いており、その中では、
やる気は100%無視しひたすら消化し続ける(マシン化)
やる気とか完全無視です。100%シカトです。
心を無にして取り掛かる
ということが書かれていました。
やる気を無視するってどうやるの?自分には無理かも……と感じる方も多いかもしれません。
そんな方には、『小さな習慣』という本をおすすめします。
著者も「モチベーションと感情に頼らない」と、国本と同じような内容を述べていますが、もうちょっと具体的に、ハードルが低めになっています。
モチベーションは信頼できない
著者によると、モチベーションは、感情に基づいたものだから、信頼できないと述べています。
人間の感情は、変わりやすく予測できないものであって、さまざまな要素が感情に影響を与えます。
そのモチベーションを頼りに、目標を達成しようとすること自体が間違っているとのことでした。
目標は、ばかばかしいぐらい小さく
そのため著者は、新しい習慣を身につけるには、最初からモチベーションと感情に頼らなければ良いと述べています。
モチベーションに頼らずともできる、小さな習慣。
まずそこから始めてしまうこと。
先に行動をとると、モチベーションがすぐにあとを追いかけてきます。
とのことでした。
著者は、「腕立て伏せを一回」という小さな目標から始めたそうです。やり始めることで、モチベーションが上がってきて、結果的に30分の筋トレをやり遂げたそうです。
書籍の中では、脳の働き、意志の力、などを取り上げて、論理的、科学的に述べられているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
今年の目標
大きな目標よりも、ばかばかしいぐらい小さく、小さすぎて失敗すらできない目標が良いということなので……。
2017年には、 積読本ゼロ と、大きな目標?を立てて、結局達成はできなかったので、2019年は
- 寝る前に Kindle アプリを iPad で開く
を目標にしていこうかな、と思っています。
【参考】
小さな習慣 eBook: スティーヴン・ガイズ, 田口 未和