週休3日制を試してみることにした
私と代表の国本は常日頃から、MMMという会社を、MMMのチームの全メンバーにとって働きやすい環境を作っていきたい、ということを話している。
創業間もない頃からリモートワークを実践しているのも、働きやすい環境にしたいという思いからだ。
創業当時はオフィスにお金をかけたくないという理由ももちろんあったが、1日24時間という貴重で限られた時間を、満員電車での通勤で疲弊することに使うのはもったいないし、台風等の悪天候でも出社しないといけないというのは非効率だと感じていたからでもある。
インターネット環境が整っていれば業務はできるのだから、海外でも、コワーキングスペースでも、各自業務がしやすい環境でやればいい。通勤時間に使っていた時間を、家族と過ごす時間にしたり、技術書を読む時間にあてたり、もっと有効活用できる方がいい。プライベートを充実させ、働きやすい環境で業務することで、楽しく効率よく仕事ができたほうが、より充実した良い人生を送れると思う。
そのリモートワークに加えて、MMMをもっと働きやすい環境にするためにはどうしたら良いか、ということで国本と話し合った結果、
MMMでは、2018年8月から、週休3日制
を試験的に導入することにした。
さまざまな週休3日制
最近のニュース等を見ると、他の会社でも週休3日制を導入しているところはあるようだが、会社によって内容が違っている。
主な取り組みは下記のようなものだ。
- 1日8時間労働を5日間ではなくて、1日10時間労働を4日間。合計週40時間労働は変わらず
- 全社員ではなくて、一部の地域の正社員だけが対象
- 週3日勤務、週4日勤務、週5日勤務(労働時間はフルタイムの6割)、週5日勤務(労働時間はフルタイムの8割)から選択できる。給与は労働時間に応じて減額
- 育児や介護を行う一定の基準を満たす人が対象。制度利用による休暇分の給与は無給
- 月1回週休3日
【参考】
週休3日制を2ヶ月実験したニュージーランド企業、成功の要因は組織風土にあり(やつづかえり) - 個人 - Yahoo!ニュース
「週休3日制」はうまくいく?導入のメリット・デメリットについて考える
週休3日にしたら幸せになると判明──「労働時間=仕事の成果」ではない | ワールド | for WOMAN | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
電通、月1回は週休3日に :日本経済新聞
以前、社内で行ったアンケートで、週休3日制について聞いてみたところ、「休みが多いのは嬉しいけど、給与が下がるのは嫌だ」というものが多かったので、それを踏まえて、MMMでは、下記の内容で実施することにした。
- 月1回
- 第3水曜日に実施
- 給与はそのまま
課題
週休3日制を行う上での課題としては、
- お客様からのお問い合わせや障害対応をどうするか
- これまで週5日間で行っていた業務量をこなせるか
という点がある。
とりあえず試験的な運用として、週休3日制を行ってみるが、役員は通常稼働する予定なので、お問い合わせ対応についてはなんとかなるとは思っている。
障害時の対応や業務の効率化については、チームメンバーで話し合って、うまく対応できるような体制を考えていきたい。
チームメンバーに期待したいのは、生産性を上げるための工夫
業務時間が短縮されることによって、いかにして生産的に仕事を片付けるか、どう工夫するか、といった意識を今まで以上に強く持って欲しいと思っている。
例えばミーティングの時間をもっと短縮できないか、時間の無駄がないかを見つけ出す。集中して仕事をしたい時間(ゾーンタイム)を積極的に使って業務する。自動化ができるものはどんどん自動化する。障害の少ないシステム設計をする、障害発生時も自動復旧できるような仕組みを考えるなど。
効果があるなら実施する週を増やすことも検討
週休3日制を導入することにより、より賢く、生産性を上げる工夫ができるのであれば、実施する週を徐々に増やしていくことも考えている。
最終的には週休3日制を毎週実施するのもありだと思っている。
効果がなければさらに工夫、それでもダメなら…
いろいろと試してみて、結果が出ないのであれば、また別の方法を試してみる。
それでも効果がなかったり、どうしても解決できないような問題が出てくるのであれば、週休3日制を止めることになるかもしれない。
より働きやすい環境を一緒に考えてくれるメンバー募集中
MMMでは、現在特に下記2職種について採用を強化している。
より働きやすい環境の実現のため、一緒に取り組みを考えてくれる方、是非オンライン(appear.in)でMMMのプロジェクトメンバー含めてカジュアルにディスカッションしませんか?