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仕事が忙しい人こそ、趣味に時間を投じたほうが良い理由

MMM Corporation
kuni

昨年夏より短髪に髪型を変えたら、コーポレートサイトに掲載しているプロフィール画像とイメージが乖離してるとのことで、商談の初見時に気付いてもらえない確立が69%超(当社比)となってるMMM代表 国本です。

4月から新年度となっている会社もあり、新プロジェクトや新しい部署・職場での業務に忙殺されている中で、なかなかプライベート活動や趣味に時間を投じられないという社会人の方も多いのではないでしょうか。

私個人としては、そんな仕事で忙殺されている社会人(大人)こそ、プライベートな活動・趣味に時間(+お金)を投資することで、結果的には仕事にも良い影響をもたらすと感じており、そのように実感している理由について、今回のブログで簡単に触れてみようと思います。(あくまで個人的な見解です...)

"頭と心の疲労"を軽減してくれる

仕事に高いやりがいを感じ、主体的に日々の業務に取り組んでいると、知らず知らずのうちに四六時中仕事の事を考えてしまうケースというのは多々あり、かつ、チャット・メールなどのオンラインツールにより、否が応でもリアルタイムに業務関係の情報が目に入ってくる(意図せずとも入ってきてしまう)という状況が避けられない昨今のワークスタイルにおいて「頭と心も完全に仕事からきっぱり離れる」というのを自然に生み出すのは、かなり難しいという背景があります。

「常に仕事がどこかしらで離れていない(すぐ繋がる)頭と心の状態」というのは、仕事に対する情熱・やりがいとは別軸の話で、じわり、じわり。。。と疲れを積み上げ、結果的に「なんだか最近疲労感を強く感じるんだよなぁ」という一つの要因になりえます。

これは個人的に結構厄介な問題と捉えており「休暇だ。一旦仕事の事は忘れよう!」と考えても、食事、歯磨き中や、入浴中・テレビを見ている時のように、日常生活で習慣化している行動の際に、実はどこかで仕事をふと考え(思い出し)ていたりします。(あくまで個人的見解ですが...)

そこで私は「本当に集中して取り組まないと、成し遂げられないプライベートな活動時間(趣味)」を持つことで、仕事の事を考えるスキ・暇を与えないという状態を意図的に生み出すことを強くオススメします。

私自身は、プライベートでジャズ・サックスに結構真面目?に取り組んでいますが、ジャズではアドリブ、つまり即興演奏がメインとなるため、激しく移り変わっていくコード上で、その瞬間にどういう表現ができるか?という事に真剣に集中しないと、そもそもアドリブができないため、他に思考する余裕はなく、演奏中は没頭することで、完全に仕事を忘れることができるのです。

休日に少しでも体を休めておきたいと考え、普段より寝坊したり、自宅でボーっと過ごす。という状況は、実は、頭と心のリフレッシュという観点ではあまり意味をなさず、休日でも朝早く起床して、激しめのスポーツに取り組んで体が疲労してその晩早く眠りについちゃったら、翌朝なんだかシャキッとした気持ち・心構えで業務に取り組めた。という経験をお持ちの方も少なくないと思います。

このように「完全に集中せざるを得ないプライベートな活動時間」を意図的に設けることで、結果的に仕事に対する意識を完全に断ち切り、心と頭のリスタートを実現する。これが重要だと感じています。

多様化した"繋がり"で新しい価値観が生まれる

いい歳 社会人になると、仕事上の人間関係の繋がりが生活のメインとなり、仕事外で全く新しい人々と出会うという機会は、十代・二十代の学生時代と比較してもかなり減ってくるケースが多いと感じます。
いい歳 社会人は社内恋愛での結婚、かなりいますよね

同業界・同業種で共に働く仲間から得られることは、もちろん多数ありますが、全く異なる世界で働く人々とプライベートな活動を通じて繋がることで、これまでと違った新しい価値観・生き方に触れられる機会が得られ、ビジネス活動にも良い影響をもたらす。というのは少なからずあります。

学生時代の部活動の延長でグループで取り組むスポーツや、文化的なコミュニティに参加してみたら、思いの外、仕事に繋がるような貴重な経験・人脈が結果的に得られた。という話もよくありますので、まったく仕事と関係ないように思える趣味・プライベートな活動というのは重要だったりします。

"新しい居場所" を作り出すことができる

「職場」「自宅」「家庭」など、日々の生活の中で自分の果たすべき(期待されている)役割が存在する場所。が各々あるかと思いますが、プライベートな活動・趣味を通じて、それら日常生活とは切り離された「新しい居場所」というものを確保することができます。

職場でも、家庭でもない。同じ活動目的・意識を共有した気の許せる仲間やパートナーの集まる居場所。というのは日々の仕事をふっと自然に忘れさせてくれる重要な居場所となり、ストレスフリーでリフレッシュできる大切なスペースになるのではないでしょうか。

まとめ

「仕事が忙しくてプライベートな活動や趣味の時間なんて取れないよ!」
という気持ち。よくわかります。

しがしながら、心と頭も仕事から完全にオフになる時間を意図的に作り、単に体を休めるだけではなく、心と頭をリセットした上で、常に新たな気持ちと気概を持って仕事に取り組めるようにする。

というのは、中長期の長いスパンで仕事で成果を出し続けるためにも、大切な投資なのではないでしょうか。

ではでは。

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