AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナルになる方法
MMMサーバサイドエンジニアの柳沼です。
好きなプロトコルはSSHです。
昨年末にAWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナルを取得しました。
スコアはこんな感じです。
総合評点: 78%
トピックレベルスコアリング:
1.0 High Availability and Business Continuity: 75%
2.0 Costing: 100%
3.0 Deployment Management: 75%
4.0 Network Design: 75%
5.0 Data Storage: 83%
6.0 Security: 81%
7.0 Scalability & Elasticity: 76%
8.0 Cloud Migration & Hybrid Architecture: 71%
公開するほど良くもないですが、まあまあかなという感じでした。
今日はどうすればプロフェッショナルになれるか書いていきます。
前提資格を取る
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトを取ります。
アソシエイトと書いてますが、それなりに難しいです。(筆者は1回落ちた)
特徴としては、細かいことを割りと聞かれるということです。
アソシエイトはパワーで取ってください。
プロフェッショナルの勉強を始める
どんな勉強をすると良いか書いていきます。
AWSのセキュリティについて学ぶ
AWSが最優先事項としているのはセキュリティなので、
必然的にセキュリティの問題が多くなります。
責任共有モデルの理解やIAMの使い方だけでなく、データの暗号化方法なども学んでください。
暗号化が可能なサービス、不可能なサービスだけでなく、暗号化は輸送時なのか保管時なのか、まで押さえておくと良いです。
資料はこれがオススメです。
DynamoDBについて学ぶ
問題の内容には触れませんが、DynamoDBについての理解は必須です。
基本的な使い方だけでなく、課金体系なども学ぶのがオススメです。
例えば、DynamoDBでスロットリングを避けるにはAPI GatewayもしくはSQSを使う、などの発展的な内容の知識もあるとよいかと思います。
何故DynamoDBが重要かというと、 DynamoDBはマジでいいから です。
モバイルとの相性の良さや、コストなど、RDSでは補えない多くのメリットがあります。
DRについて学ぶ
AWSでDRを実現するパターンについても理解するのがオススメです。
クラウドでのDRはいくつかパターンがあり、大体の場合、RTOが短いほどコストがかかるようになっています。
そのため、問題で問われていることによってパターンの中から適切に選択できる準備が必要です。
デザインパターンを学ぶ
そもそも、AWSに期待されている事自体にいくつかのパターンがあります。
- セキュリティ
- HA
- DR
- コスト
そして、この下に どう実装するかのパターンがあります。
- セキュリティ
- Direct Connect
- IAM
- KMS
- CloudHSM
- HA
- ELB
- AutoScalling
- リージョン/AZ
- DR
- S3
- Glacier
- EBS
- コスト
- リザーブド/スポットインスタンス
このように、(もっとたくさんあります) 要件は何か、そしてそれはどう実装されるか はある程度パターン化されています。
顧客が必要としているものが高可用性なのか、コストの引き下げなのかで、アーキテクチャは変わってきます。
筆者はデザインパターンをこちらや、
Amazon Web Services クラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版などで学びました。
まとめ
たかが資格ではありますが、試験勉強の過程で多くの学びがあり、筆者は取得してよかったと感じています。
AWSのプロフェッショナルへのお問合わせはこちらからお待ちしております。