私がAWS認定ソリューションアーキテクトに合格するためにした勉強法
前田です。
5月10日にAWS認定ソリューションアーキテクト(アソシエイト)の試験を受けて、無事に合格しました。
他の3人の認定資格保持社員からのプレッシャーがきつかったので合格出来て本当に良かったです(笑)。
今回は私がどんな勉強をしたかをさらっとご紹介したいと思います。
過去に弊社社員が試験について書いているエントリーはこちらです。
バックグラウンド
試験を受ける前に下記の基礎知識が前提としてありました。
- TCP/IPの基礎知識
- AWSを業務で約2年使用(いつも触っている訳ではない)
本や参考書で勉強する
AWSの認定試験を受験する者は秘密保持義務があります。
AWS認定プログラムアグリーメント
その為、勉強の為の資料を探すことは難しいのですが、その中でも勉強するにあたってオススメの2冊を紹介させて頂きたいと思います。
AWSが提供しているサービスで、仮想ネットワーク環境を構築できるVPCサービスはAWSの中でも重要なサービスだと思います。
そのサービスをAWS上に構築する為に必要な知識がTCP/IPなどのネットワークの知識です。
そういった前提知識のある人であれば問題無いと思いますが、私はMMMに入社する前はそういった知識があまり無かったたので、まずはそこから勉強しなければなりませんでした。
ネットワークの知識は範囲も量もとてつもなく膨大なので、勉強するのは中々大変ですが、初心者にはこちらの本を元に勉強するのが一番良いと思います。
まったくの知識ゼロからだと読み進めていくのは大変だと思いますが、AWS以外の同様のサービスでも必須となる知識がたくさん含まれていますので読んでおいて損は無いと思います。
弊社では社内勉強会でも取り上げて、じっくり理解しながら読み進めることが出来たのでとても良かったと思います。
この前提知識があった上でAWSのことを勉強すると理解が深まり、応用問題にも回答出来る力がつくのではと思います。
AWSの認定試験について具体的に書かれている本であり、サンプル問題もいくつかあって、試験対策の参考書としてはとても良い本だと思います。
ただし、発売日が2016/8/17で少し古くなっている内容もあるかと思いますのですべてを鵜呑みにはしてはいけないかもしれません。
AWSはもの凄いスピードでどんどん新しい機能が日々開発されていきますので、1年前の情報だと現在と違っている内容もあるかと思います。
私が受けた2017年5月10日の時点ではまだ有用だと思いますが、1年後はどうなっているか分かりません。
AWS認定ソリューションアーキテクト(アソシエイト)試験の有効期限は2年、とすごく短くなっているのはそういった理由からだと思います。
こちらの本は試験の概要やどんなポイントを抑えておけば良いかなどの全体的な概要を知ることが出来て非常に良かったです。
また、試験対策本としてだけでなく、AWSについて勉強する為の本としても非常に有用だと感じました。
AWS環境に触れる
やはり本などの知識だけでは合格することは難しいと思います。
合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトを読んで、具体的にどうやって操作するか、などを実際に試すのは効果的だと思います。
普段業務でAWSを触っていますが、触っているサービスは結構同じものになりがちだと思いますので、使ったことの無いサービスを積極的に使ってみて、幅広いAWSの知識を付けることが重要だと思います。
また、新しいサービスに触れることによって、今までに無かった発想が出来るようになったりなど、業務にもすぐに活用出来ると思いますので、勉強して実際に体験する、という一連のステップを踏めば、試験対策にもなりますし、業務でも実際に使える知識を培えると思います。
AWSのサービスは本当にたくさんあって奥も深いので勉強しても勉強した箇所が出るかどうかは運だと思います。
ただ、現時点の試験では、私は以上のことをしっかり勉強すれば合格することが出来るのでは、と感じました。
あとは、合格した人の体験を聞いたりAWSの勉強会をするのも良いと思います。
今回認定試験を受けて、合格出来たのはもちろん良かったのですが、勉強したことによって普段の業務でも使える知識が増えたことが自分の財産になったので良かったです。
次はデベロッパーの試験を受けようかなぁと思っています。