PC仕事と遠視について
年末年始は秋田に帰省していた池島です。
積雪はほとんど無く、雪遊び用に買った長女の手袋が、庭遊びで早々に穴を空けられてしまいました。
仕事中はメガネを使っています
昨年末に、メガネを新調しました。
フレームはできるだけ軽いもの、デザイン作業をするので、レンズは非球面で歪みが少ないもの。
度数は+1.00。老眼鏡と一緒ですね。幸い、まだ老眼ではありませんが。
在宅で業務を行っており、離席時は裸眼で過ごしますので、ほとんど誰にも見られないメガネです。
私は裸眼視力が1.5ありますが、仕事中はメガネを使っています。
遠視で、目が疲れやすいのです。
目だけではなく、肩こりや頭痛など、全身に影響が出ますので、メガネで目の緊張を緩和しているわけです。
遠視について
遠視は、常に「つま先立ち」で背伸びをしている状態だそうです。(「21世紀の家庭の医学 いしゃまち」より)
正視ならピント調整をしなくても見える所も、水晶体周りの筋肉を使ってピント調整しているとのこと。
このピント調整力が落ちてくると、調整力をより必要とする手元から見えなくなってくるわけですね。
そこで、調整力を使わなくても近くが見えるように、レンズを使って矯正します。
手元用など、近くにピントが合わせやすいように作ったメガネは、遠くにピントが合わなくなり、近視に似た状態になります。
遠くが見えなくなっても、目の筋力は必要なくなり、楽になります。
逆に、近視の場合はピント調整できる限界の距離が近くで終わってしまうため、遠くがぼやけてしまいます。
そのため、ピントが合わない部分を補うためにレンズで矯正します。
ですから、遠くまでしっかり見えるように矯正すると、手元を見るときにピント調整力が必要になり、目の疲れの原因となってしまいます。
遠視は少数派
日本人は近視の人が多いようですが、IT業界においては、メガネ・コンタクトレンズ率はさらに高い気がします。
逆に遠視の人は、日本では元々少ない上に、視力があって生活に支障がないことも多いですので、なかなか顕在化しませ ん。
人数が少ないためか、遠視についても理解がある人があまりいないように感じます。
「視力がいいのにメガネ?」と思われることも少なくありません。
私の遠視が分かったのも大学生の時で、ものもらいで眼科を受診した際に診断されました。
メガネを初めて作ったのは、社会人3年目くらいだったでしょうか。
やはり、ものもらいで眼科を受診し、メガネの処方箋を渡されました。
メガネはPC作業に合わせて作っているので、1メートル程度先のものはぼやけて見えます。
眼鏡店の店員さんも、遠視のメガネは対応に慣れていないようで、受け取りの際に「かけて行かれますか?」と聞いてくださいますが、それでは遠くが見えなくて危険です。
眼科を受診しましょう
PCで仕事をしているそこのアナタ、肩こり・頭痛・眼精疲労はありませんか?
視力に問題ないと思っていても、私のように遠視が隠れていたり、近視でもメガネやコンタクトレンズの度数が合っていないのかもしれません。
ずっとPCに向かって仕事をする人は、手元用のメガネがあるといいですよ。
(近視の人は、裸眼でもいいのかも?)
近視や遠視の他にも、緑内障や網膜症、結膜炎などの様々な病気が潜んでいるかもしれません。
なかなか眼科を受診する時間が取れない方が多いと思いますが、定期的に検査してみることをオススメします。
集中して仕事に取り組み、クオリティを上げていくためにも、目は大切に。