AWS

業務でバリバリAWSを活用しているエンジニア向けAWS認定ソリューションアーキテクト学習法

kuni

所属しているビッグバンドのライブが来週(8月末)に控え、ライブを迎える楽しさよりも緊張と不安が日々募り、ガクガクブルブルの毎日を過ごしている代表の国本です。

つい先日、弊社の伊藤が新卒入社4ヶ月でAWS 認定ソリューションアーキテクトに合格した話でAWS認定ソリューションアーキテクトの合格体験記をエントリーしていましたが、私も今週、同じソリューションアーキテクト試験を受験し、無事?合格したので、伊藤とは違った角度から認定試験について、少し思ったことを書いてみたいと思います。

弊社はパブリッククラウドを活用したインフラストラクチャの設計、構築及び運用について、数多くのプロジェクトを手がけており、特にAWS(Amazon Web Services)については他クラウドには無い、数多くのフルマネージドサービスと、エンタープライズでも十分活用できるスケーラビリティ・セキュリティを保持したシステム基盤として積極的に導入を行ってきました。

私自身もAWSを活用した実プロジェクトに多く携わってきているため、同様にAWSを業務でバリバリ活用しているエンジニア向けに、AWS認定試験の学習法を本エントリーではご紹介いたします。

※試験合格のためのTipsエントリーではないので、最短学習法みたいなものを期待されている方向けではないです...。

業務で培った設計技法・経験をフルに活用し「AWS力」で勝負する

いきなり逆説的ですが、業務でバリバリAWSを活用し、AWSの弾性を活かした可用性や拡張性設計を行っている方であれば、資格取得のみをターゲットとした特別な学習は不要だと考えています。

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトに認定に必要な知識・経験が明記されていますが、記載の事項はAWSを活用したWebサービスやエンタープライズ向けのインフラストラクチャを設計・構築する上で必要不可欠な技術要素であり、実業務を通して、自然と身につく内容だと思います。

よって、きちんとAWSの特性を把握した上で、アーキテクチャを設計されている方であれば、既に保有している「AWS力」で十分に認定合格ラインに達することが可能だと考えています。

日本有数のYouTuberとして著名なバイリンガール吉田ちかさんは、ネイティブは、TOEICで何点を取れるのか?!という動画でTOEICの試験結果を公表しており、TOEIC用の試験対策をまったく行わずに満点を獲得されたそうです。

TOEICとAWS認定では試験の性質が異なるものの、本質的な理解力で勝負するという点では同じことを表していると思います。

公式ユーザガイド・開発ガイドで実業務でカバーできていない知識を補足する

AWSはサービスの裾野がとても広く、適用可能なシステムアーキテクチャの数が継続的に増え続けるため、AWS力のみで勝負するとしても、そもそも実業務のみで触る機会が無かったサービス。つまり業務のみではカバーできない領域というのも確かに存在すると思います。

それらカバーできていない領域の学習として、ホワイト・ペーパーを熟読する、デザイン・パターンを確認するなど、色々と考えられますが、私が一番オススメする学習法は**公式AWSドキュメントの[ユーザーガイド]と[開発者ガイド]を熟読して実際に試してみる。**これです。

正直、公式ガイドは読みづらい部分もあるのですが、まとめブログや主要な機能のみを取り上げたPDF資料などと異なり、見落としがちな詳細オプション、設計上の考慮点、仕様上の制限などが細かく記載されていて、実業務で設計や実装を進める際にハマりがちなポイントにいち早く気づくことができるドキュメントとなっています。

もちろん、試験対策にもなるのですが、最終的に業務として利用するという観点を忘れずに、公式ドキュメントから正しい情報を得ておくというのは、基本ですが、重要なことではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

AWS認定試験に限った話ではありませんが、様々なベンダー資格は取得そのものを目的とせずに、自身の本質的な理解力を測る指針として活用するというスタンスで弊社でも有効に利用していければと考えております。

AWSを活用したシステムインフラの設計・構築や、オンプレミスシステムのAWS移行など、MMMではAWS認定アーキテクトが御社のビジネスをサポートいたしますので、お気軽にご相談くださいませ。

ではでは╭( ・ㅂ・)و ̑̑

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