DWSに入社して半年でAWS認定資格全冠しました
同僚と美味しい焼肉を食べてきたtecchanです!
先日、AWS認定資格を12個全て獲得し、俗に言う全冠を達成しました!!
この記事では未経験から全冠した方法と、DWSでのサポート内容について紹介していきます。
自己紹介
最初に少しだけ自己紹介です。
私tecchanは2022年5月にDWSに入社しました。
大卒、社会人6年目の年になります。
前職ではSIerでプロジェクトマネジメントをしていましたが、
- 自分でも手を動かして開発がしたかった
- AWSに興味があり関わる仕事がしたかった
という理由から転職を決意しました。
なので、AWSでは業務未経験、開発でもGithubやDockerを使ったことすらないという状態からのスタートでした。
前職では業務未経験ながらガリ勉でSAAとSAPを取得、そこからDWSに転職し10個の認定資格を取得し全冠しました。
受験日と結果は下表の通りです。
同様のバックグラウンドの方の参考になればと思います。
日付 | 試験名称 | 点数 | 結果 |
---|---|---|---|
2021-01-15 | SAA-C02 | 753 | 合格 |
2022-01-11 | SAP-C01 | 772 | 合格 |
2022-05-08 | DVA-C01 | 851 | 合格 |
2022-06-12 | DOP-C01 | 860 | 合格 |
2022-06-26 | SCS-C01 | 816 | 合格 |
2022-07-03 | ANS-C00 | 931 | 合格 |
2022-07-20 | DBS-C01 | 859 | 合格 |
2022-08-14 | DAS-C01 | 834 | 合格 |
2022-08-14 | SOA-C02 | 744 | 合格 |
2022-08-14 | CLF-C01 | 813 | 合格 |
2022-08-25 | PAS-C01 | 708 | 不合格 |
2022-09-08 | PAS-C01 | 766 | 合格 |
2022-10-14 | MLS-C01 | 862 | 合格 |
全冠のポイント
各試験の概要や勉強の方法等は既に参考になる記事がたくさなるので、今回は割愛します。
また、資格取得の意義については「【資格取得の意義】1日でAWS認定資格3個取りました」という記事で以前執筆しましたので、そちらもご参照いただければと思います。
この記事では、全冠するにあたりポイントだと思ったことを2つだけ挙げます。
SAPが一番難しい
個人的な意見ですが、SAPが一番範囲が広く難易度が高い印象でした。
そしてその分、その知識がスペシャリティにも活き、SCS/ANS/DBSはスムーズに合格することができました。
このことから
- SAPに挑戦してからスペシャリティをスムーズに合格する
- スペシャリティで各分野の知識を深めてからSAPに挑戦する
の二通りのルートがあるのかと思いました。私は1つ目のルートでしたが、DWS内部でもスペシャリティを先に受けているメンバーもおり、その人の業務経験や好みによるものと思います。
PASは一回受けてみる
各試験でUdemyの問題集等を活用して試験勉強をしましたが、PAS(SAP on AWS)についてはまだ問題集がリリースされていませんでした。
問題集のメリットは知識を深めることもありますが、同じくらい自分の仕上がり具合を確認できることがあると思います。
試験前日、こんなタイトルでSlack自習室を立ち上げましたが、案の定不合格でした。
特にPASはサンプル問題や模擬試験も学習教材として使用してしまったため仕上がり具合がわからず、実際に試験を受けてから自分が合格ラインに達していないことを実感しました。
一方でその結果どのくらい学習すれば合格ラインに達するかを把握することができ、二回目で無事合格することができました。
このことから、PASは合格を目的とするのであればまずは受けてみることが大切だと思いました。
DWSでの支援
続いてDWSにおける資格取得の支援内容をまとめていきます。
全冠した要因として業務経験を得たことも当然ありますが、それ以上にDWSの文化的な要因があると思います。
そちらを紹介していきます。
1.合格、不合格に関わらずたくさんのメッセージがもらえる
AWSの試験結果をSlackで報告すると、代表の国本(kuni)、CTOの佐々木(gene)をはじめ、メンバーからたくさんのメッセージが寄せられます。
SAP on AWSでは一度不合格を経験しましたが、その際もたくさんの
励ましの言葉をいただきました。
当たり前に「ナイスチャレンジ」「ナイス失敗」というカスタム絵文字があるのも凄いですね……
そしてその分、合格したときもたくさんのお祝いのコメントをいただきます。
kuniの「やりてぇんだろ」「全冠」「?」が最高に良いですね。
最後のひとつに合格し全冠を達成したときも、大盛りあがりでとても嬉しかったです。
このように合格してもしなくてもたくさんのメッセージが寄せられることで、高いモチベーションを維持する事ができます。
2.AWSのプロフェッショナルがたくさん在籍している
DWS最大の特徴は高い技術力であると自負していますが、対外的にもその技術力の高さは証明されています。
2022 AWS Partner Ambassador Programでは、当時社員が20名ながら以下の三ついずれにも当社のメンバーが選出されました。
- 2022 AWS Partner Ambassador
- 2022 APN AWS Top Engineers
- 2022 APN All AWS Certifications Engineers
詳細はこちらのプレスリリースの記事もご参照ください。
2022 AWS Partner Ambassador Programにおいて、デロイト トーマツ ウェブサービスの専門家3名が選出されました
DWSでは人数が少ない分、このような専門家に直接質問することも可能です。
Slackでは#aws_special_trainingというチャンネルがあり、いつでも質問を書き込むことができます。
例えば市販の問題集で不明点があった際に問題文と分からないところを投稿すると
誰かが必ず回答してくれます。
会社中の技術力の高いメンバーから直接教えてもらえるのは、少数精鋭のDWSならではのアドバンテージだと思います。
3.支援制度
簡単にですが支援制度の紹介です。
- 書籍購入制度:毎月5000円まで、業務や資格取得に必要な書籍を購入することが可能。
- 受験料補助:二回まで受験料を会社が負担する。
- 合格報奨金:アソシエイトは1万円、プロフェッショナル/スペシャリティは3万円の補助金が支払われる
業務時間で受験をすることも可能です。
まとめ / 感想
全冠を達成したのは私自身ではありますが、DWSのノウハウや文化にのっとることで想像以上のスピード感で全冠を達成する事ができました。
当然ながら業務経験が半年未満の私よりも、よりAWSに精通した専門家がDWSにはたくさん在籍しています。そのメンバーに教えてもらったことも、全冠の大きな要因です。
この経験を通じてAWSに関する知識を体系的に学習することができ自信にも繋がったので、今後は業務経験と資格の両方を兼ね備えたエンジニアを目指して精進していこうと思います。
以上、業務未経験から入社半年で全冠を達成したtecchanがお送りしました!