デロイト トーマツ ウェブサービス株式会社(MMM)は『AWS DevOps コンピテンシー』認定を取得しました
株式会社MMM(エムエムエム)は2020年9月23日に、アマゾン ウェブ サービス(以下AWS)の「AWS コンピテンシープログラム
(AWS Competency Program)」において『AWS DevOps コンピテンシーパートナー』認定を取得いたしました。
AWSコンピテンシープログラム は、該当の領域における卓越した技術力と高い専門性を活かしたAWSソリューションを提供できることをAWSが証明するAWSパートナーネットワーク (APN) 認定プログラムです。
現在多くのAPNパートナーがいますが、2020年9月時点でAPNコンサルティングパートナーとしてDevOpsコンピテンシー認定を取得した企業は国内でMMMが3社目となります。
MMMは2016年にAPNコンサルティングパートナーとして認定を受け “クラウドの「徹底活用」でお客様の「ビジネス価値向上」を実現” を軸に、AWSに特化したクラウド・インテグレーターとして事業を展開しています。
特にAWSクラウドを徹底活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)、DevOps支援・実践、TCO(システム総保有コスト)の最適化や先端技術の導入にフォーカスした強みと豊富な実績を保有しており、今回の『AWS DevOps コンピテンシーパートナー』の認定においても、クラウド戦略とその実行力、開発支援に関する卓越した実績が評価されたものとなります。
今回の『AWS DevOps コンピテンシーパートナー』取得により、MMMがAPNパートナーとして取得している公式認定は下記5つ目となりました。
認定プログラムカテゴリー | 認定サービス名 | 認定取得日 |
---|---|---|
APNコンサルティングパートナー | アドバンストティア | 2019年1月 |
AWSサービスデリバリープログラム(SDP) | Amazon CloudFront | 2019年6月 |
AWSサービスデリバリープログラム(SDP) | AWS Lambda | 2019年11月 |
AWSソリューションプロバイダープログラム(SPP) | - | 2020年3月 |
AWSコンピテンシープログラム | DevOps | 2020年9月 |
以降では、MMMが顧客企業へ提供しているDevOps支援ソリューションをご紹介いたします。
目次
"DevOps"を実践する目的と価値
DevOpsとは経営サイド(Biz)、開発者(Dev)、運用者(Ops)が一つのチームとなり、提供するソフトウェア・サービスのライフサイクルやビジネス価値の改善を重ね、企業競争力を継続的に強化していく活動全般を指します。
DevOpsというとSaaS(Software as a service )やツール導入による自動化の取り組みをイメージされる方も多いかと思いますが、ツール導入のみを行っても本質的な企業競争力強化に繋がることは難しいとMMMでは考えています。
MMMでは新規事業立ち上げや顧客と一体となったチーム開発において、まずビジネス上のボトルネック箇所を分析・把握した上で、それらを解消するために必要なDevOpsプラクティス・ツールの適用と併せて、企業文化(カルチャー)改善を包括して支援しています。
DevOpsは企業文化とDevOpsプラクティス・ツールの両面での取り組みが重要であり、ソフトウェア開発の方式をクラウド・インフラストラクチャ運用にも適用できるクラウド戦略・ナレッジも欠かせない要素です。
MMMが提供しているDevOps支援ソリューション
現状分析とボトルネックポイントの特定
ソフトウェアサービスの継続的な改善に向けて、事業アイディア画策からビジネス仕様の検討、システム開発・テストからデプロイ・リリース、顧客フィードバック管理に至るまで全体プロセスをヒアリング・可視化します。
ビジネスとITを横断的に把握することで全体に影響を及ぼしているボトルネックポイントを特定し、組織構造、リリースフロー、状況確認のためのメトリクス設計、スケジュール、チーム体制を改善することで、ボトルネックを解消していきます。
これらの精査・改善を一度ではなく継続的に繰り返すことで、ビジネス全体のスピードを底上げし、顧客への価値提供を頻繁に実施できる強いチームを目指します。
企業文化醸成とゴールの共通認識の形成
ソフトウェア・サービス開発や運営に携わるメンバー全員が集まり
- 日々の業務で不満・憤りを感じていること
- メンバーそれぞれのキャリアプランに関する想い
- それぞれが目指している理想のチームのありかた
- なぜ?チーム開発が必要なのか
- なぜ?継続的インテグレーションやデプロイが必要なのか
- なぜ?テストコードを書かなければならないのか
- なぜ?コードレビューを実施するのか
といった議題をメインにディスカッションを実施し、企業競争力強化に向けたチームの文化のあり方や目指しているゴールに関する共通認識を形成していきます。
これら共通認識を持った上で、実際の機能ストーリーを題材にモププログラミング実施し、チーム開発のあり方・意義を学習する研修を実施するケースもあります。
DevOpsプラクティスとツール適用支援
ビジネススピードとサービス品質の向上、トータルコスト(TCO)の最適化(コスト削減)、重要メトリクスの見える化によるビジネス判断の迅速化を目的とし、DevOpsプラクティスを実践する上で欠かせないツール・サービスの導入支援を進めます。
DevOpsプラクティス | 適用するツール例 |
---|---|
Infrastructure as Code(IaC) | Terraform AWS CloudFormation |
継続的インテグレーション・デリバリー(CI/CD) | CircleCI AWS CodeBuild AWS CodePipeline GitHub |
テスト自動化 | Selenium Docker |
リリースマネジメント | Backlog GitHub |
モニタリング・監視 | Datadog Amazon CloudWatch AWS X-Ray |
オートスケーリング | AWS Auto Scaling AWS Fargate Elastic Load Balancing Amazon CloudWatch |
DevOps支援ソリューションが提供する価値
DevOps企業文化醸成とプラクティス・ツールの活用によって
- 顧客フィードバックを素早くバックログ化し、ビジネス優先順位の可視化と判断を迅速に下せる
- ビジネス優先順位に基づいた継続的なリリースにより、新機能の市場への投入スピードを向上
- 社内エンジニアリングチームの強化や内製化によるスキルセットの底上げ
- 朝会・ふりかえりによるサービスオーナーとの接触頻度をあげた密なコミュニケーション醸成
- 自動化テスト・デプロイメントによるリリース頻度の向上
- オペレーション工数削減と人的要因によるシステム障害の排除
- システムリソースの可視化による運用コストの最適化
これらが具体的な数値としてご提供できる価値となります。
DevOps支援ソリューションの導入例として、株式会社IDOM様の開発チームの支援、株式会社ユニフィニティー様の開発プロセス改善の支援、DevOpsを活用した使いやすいシステムの開発などがあります。
・サービス改善に向けた素早いPDCAを回せる仕組み作りを実現
https://mmmcorp.co.jp/case/idom
・サーバーレスアーキテクチャを活用してmBaaS(mobile Backend as a Service)機能を実現
https://mmmcorp.co.jp/case/unifinity
・新人事評価システムの導入で、人事評価の効率化を実現
https://mmmcorp.co.jp/case/transtructure/
DevOps導入支援に関してお気軽にMMMへご相談ください
この度、AWS DevOps コンピテンシーパートナー認定取得を報告できましたことを非常に嬉しく感じております。
今後もDevOps支援はもちろん、お客様の「ビジネス価値向上」を実現できるAWSソリューションを展開してまいりますので、クラウドやDevOps、クラウドネイティブアプリケーションに関するご相談は 株式会社MMMへのお問い合わせページ からお気軽にご相談くださいませ!