仕事で聞いた印象深い言葉、フレーズ
こんにちは、土居です。
今回は前回の下條の記事:
上司に叱られた2つの思い出
に影響を受けまして、叱られたことに限らず
これまでリーダー/上司や同僚に言われ、印象に残っている言葉を紹介できたら良いかなと思います!
実際にどうやるかを考えよ
これは新卒での入社直後の頃で、プログラミング初心者だったころに
いま考えるとさほど複雑でもなさそうな要件を満たすためのロジックに四苦八苦していた私に上司がくれたアドバイスです。
もちろん現実に手を動かし、物を触れることとプログラミングでは違うことは多々あると思いますが、これをヒントに頭の中でイメージすることで、かなり組み立てやすくなった思い出があります。
動けばいい
炎上気味であったプロジェクトにおいて、コードレビュー時のことでした。
私のコードがお世辞にも綺麗とは言えない書き方だったものの、一応要件は満たしており、他にもやることが山積み。。という状況だったので賛否両論ながらOKになったのかなと。。
よくある保守を蔑ろにした悪い例みたいなコメントですが、時と場合によっては正しいこともあるのかなと思いました。
技術力がもう少しあれば、余裕の無い状況でも素早くいい感じに書けたのかもしれません。
止まない雨は無い
これまた非常に炎上していたプロジェクトにおいて言われた言葉で、
深い意味は無いと思うのですが、なぜかとても印象に残っているので入れています(笑)
無数のバグが残されたまま運用されているシステムをひたすら改修していたのですが、2年くらいの歳月をかけてなんとか修正しました。
なんとか雨が止んだときはもうそのリーダーは居ませんでしたが、その言葉を思い出してチームの皆で笑っていたのを思い出します。
割と絶望的な状態だったと思うのですが、地道に続けていくと以外となんとかなることもあります。
横割り
当時Gitをはじめて導入したタイミングで、コミットの粒度についての話をしていたときのことです。
- ある機能/目的を実装したタイミングでコミット
- 間違いなどがあったときに、戻したいタイミングでコミット
- コミット単位ではテストは全部通るべき/通ってなくても良い
などなど様々な意見が聞けてよかったのですが、この時に出てきた「横割りのタイミング」というのがしっくりきて、印象に残っています。
例えばある目的の変更を、複数の機能に対して行うような場合は1単位とする、という意味だったと思います。
コミットについてはコメントの形式ルールはあったりはするものの、けっこう人によって内容や単位なんかは違ったりするので、着目していつかまた記事にしてみたいですね。
視野を広く持つ
フロントエンドの作業をするようになってからというもの、より利用する側の立場を意識するようになりました。そもそもどういった目的でこの要件が必要なのか、その場合はどのような手順で操作するのか。。などを考えていくとより良い設計ができると思います。
そういえば、対戦ゲームでも自分がやろうとしていることを一旦置いて、相手がどのように考えているのかを意識することで勝ちやすくなったりということがありました。
まとめ
随分昔のものもあり、記憶が曖昧だったり、そもそも当時の理解力不足等から誤った捉え方をしている可能性もありますが
それも含めて楽しい振り返りになりました。大なり小なり自分の言動も人に影響を与えているかもしれませんので、注意して発言していこうと思います。