MMMの技術領域特化型チームが担っているチームミッションと業務概要(2018年2月版)
昨年より調整を進めてきた自宅の引越しが先週末無事に完了し、現在は大量のダンボールと不用品の廃棄に悩まされているMMM代表の国本です。
前回のブログ、2018年「ミッション」と「やらないこと」の定義 でMMMのチーム再編成について少し触れましたが、採用の面談時「配属されたチームでの実際の業務内容について詳しく知りたい」という質問をいただくことが多い為、今回はMMMで再編成した技術領域型特化チームにおいてそれぞれが担っているチームミッションと業務をご紹介します。
2018年時点のチーム編成
2018年2月時点でMMMでは、技術領域を切り口に、大きく5つのチームを編成しています。
チームを再編成した狙い
技術領域毎にチームを編成することで、チームビルディング・業務に必要なスキルの体系化を加速化させ、個人依存(属人化)ではなく、チーム力のレバレッジで開発速度と品質向上を引き上げることを目的としています。
このチーム再編成と併せて、個人の“暗黙知”を“形式知化”するナレッジ・マネジメントも進めており、新たに採用したメンバーも、該当領域で必要なスキルを体系的に習得できることで、属人化を強く抑制しながらメンバー間の業務引き継ぎを容易とし、休暇をより柔軟に取得しやすくするという狙いも強くあります。
チームミッションとそれぞれの業務
我々MMMの企業ミッションである
「クラウドの “徹底活用” で顧客の “ビジネス価値向上” を実現」
に向け、それぞれのチームが担っているチームミッションについてご紹介します。
プリセールスチーム
チームミッション
コーポレートサイトからのお問い合わせ・支援の依頼や、提携パートナーなどの営業チャネルからご紹介されたお客様、ならびに既存のお付き合いがあるお客様からご相談に対して、お客様が抱えられている課題をヒアリング・深く理解し、達成すべきビジネスゴールをお客様と共に共有した上で、お客様にとって最も価値が高いと考えられる御提案活動を進めることで、新規プロジェクトの受注を実現します。
業務内容
ITインフラストラクチャー、ミドルウェア、アプリケーションレイヤーに関する幅広い技術知識を保有した上で、積極的に他のチームと協働しながらお客様の課題解決を強く意識し、ビジネスの価値訴求をご提案することで、案件創出を進めていきます。
初回は、メールでお客様の課題・ビジネスゴールについてヒアリングを行うことが多く、その後お客様オフィスに直接お伺いするか、遠方の場合はオンラインツールを併用しながらヒアリングを進め、提案書・御見積の作成、プレゼンテーションを行います。
"顧客課題とビジネスゴールの理解"に加えて"クラウド徹底活用を実現するIT知識"と"スピード"が何より重要となります。
UI・UXデザインチーム
チームミッション
クライントワーク(受託)や自社のサービスを対象に、Webサービス・業務アプリケーションやモバイルアプリケーションにおけるユーザ体験(UX)、情報設計(IA)、ビジュアル制作、モックアップ作成、デザインファイル制作を進め、お客様が目指されているビジネスゴールをデザイン力でより具現化します。
業務内容
新規事業や業務システム立ち上げの最初期段階に参画することがケースとして多く、お客様のざっくりとした事業概念、サービスのコアコンセプト、素材提供の資料を原資に、手書きのラフスケッチやAdobe XDを活用したユーザ体験の設計、併せて、より具体的なワイヤーフレームやインターフェースを創り上げていくことで、お客様の新規サービス具現化を進めていきます。
Webサービスやモバイルアプリを利用する、実際のユーザーの立場に立った問題解決に強い興味と意識を持ち、後続の具体的なシステム設計・開発を担うチームと協働してビジネス価値の高いソリューションを生み出せるように日々業務を行うことが強く求められます。
フロントエンドチーム
チームミッション
Webサービス・業務システム、クロスプラットフォームモバイルアプリケーションを対象に、Webプラットフォーム上で動作するフロントエンド領域のテクノロジー(HTML、CSS、DOM、ECMAScript)を駆使し、お客様のビジネス要件に応じて最適なアーキテクチャを選定することで、フロントエンド領域に特化した高いエンジニアリング力を持って、高い品質を維持した素早い製品開発を実現します。
業務内容
新規事業や新たな業務システム立ち上げ時においては、UI・UXデザインチームと共に、フロントエンドの観点から最適なアーキテクチャを提案し、ビジネス要件における実際の機能要件の定義をサポートします。
定義された機能要件を前提に、HTML、CSSを用いたコーディング業務と、React/ReduxやAngular、Vueなどのフレームワークを用いたシングルページアプリケーション(SPA)の他、Nodeベースのアプリケーション設計・開発がメインとなります。
最新のECMAScriptの理解の他、ユニットテスト・UIテスト設計・実装、Web界隈やフロントエンドアーキテクチャトレンドに関するキャッチアップが重要となり、SPA開発業務ではWeb-APIに関する知見も求められることが多々あります。
バックエンドチーム
チームミッション
サーバーサイドアプリケーション、Web-API、ミッションクリティカルなITインフラストラクチャを対象に、AWSを始めとしたクラウドアーキテクチャとバックエンドテクノロジーに精通することで、クラウドの旨味をお客様のビジネス競争力に活かし、バックエンド領域全般に特化したエンジニアリング力を持って高い品質を維持した、素早い製品開発を実現します。
業務内容
フロントエンドチームと同様に、新規事業や新たな業務システム立ち上げ時においては、UI・UXデザインチームと共に、サーバーサイドアプリケーションやバックエンドアーキテクチャの観点から、最適な方式を提案し、実際の機能要件定義をサポートします。
バックエンドチームでは、Rails、Spring(Java)、Golangを用いたサーバーサイドアプリケーションやWeb-API設計・開発に加えて、ほぼ全てのプロジェクトで、AWSマネージドサービスを徹底活用したクラウドネイティブなITインフラストラクチャの実装を担当します。
オンプレミス(物理)とAWSクラウドを繋ぐ、ハイブリッド・クラウドが求められるプロジェクトもあり、OS・ネットワークレイヤーまで含めた幅広い業務領域をカバーします。
SREチーム
チームミッション
新規事業や運用を担っているお客様システムを対象に、主にAWSを初めとしたクラウドインフラ設計・構築、運用における、サービスの信頼性、柔軟性、俊敏性を向上を、クラウドテクノロジーを駆使して実現することで、ビジネス価値の高いITインフラストラクチャーを実現します。
業務内容
実際の開発をメインで担っているフロントエンドチーム・バックエンドチームと協働し、プロジェクトで活用するAWSマネージドサービスの設計支援や、開発環境、プロダクションで利用するDockerベースのコンテナインフラの整備・実装、そして継続的統合および継続的デリバリー(CI/CD)パイプラインの設計と実装などをメインで担当します。
プロジェクトにおける機能要件に対する実機能の開発というよりは、クラウドやSaaSを活用して、製品開発をより高速に、品質を担保するための足回りを積極的に担い、実運用も見据えた上で信頼性、柔軟性、俊敏性を高めていくための改善活動を進めるチームとなります。
チームにジョインしてくれるメンバー募集中
MMMではご紹介した技術領域毎に特化したチームそれぞれで、共に切磋琢磨できるメンバーを募集しています。
「話を聞いてみたい」「どんなメンバーが在籍してるの?」「もう少し掘り下げて詳細を知りたい」など、少しでもご興味があれば、上記Wantedlyもしくは、株式会社MMM採用エントリーフォームからお気軽にご応募下さい。