合計16時間の試験勉強でAWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナルを取得した話

2017年ラストの川でのキャンプも無事終了し、本格的に夏の終わりを実感しているMMM代表の国本です。

昨今、AWSへの移行(マイグレーション)や、新規導入について商談の機会がますます増えつつあり、個人的に前々から取得を狙っていた『AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルレベル』を2017年9月8日に無事?取得(合格)致しました。(晴れてAWS Certified Solutions Architect Professionalホルダーに)

資格取得を決意した2017年7月上旬より学習時間をざっくり記録していて、最終的にトータルで約16時間を要しましたが、簡単ではありますが、学習の方針や進め方についてご紹介したいと思います。
※あくまで個人的な学習方法・雑感の為「これをやれば合格できるぜ」みたいなお話ではない…

学習開始時点でのレベルを把握(現状認識)

まず、ソリューションアーキテクトのプロフェッショナルレベル試験を受ける前準備として、特別な勉強を一切行っていない状態で AWS公式ページのサンプル問題のダウンロード からプロフェッショナルレベルのサンプル試験問題を解いてみました。

このサンプル試験問題は6問と非常に少ないのですが、この時点で3問正解の50%レベルで、他の問題については回答を調べ、ホワイトペーパーや公式ドキュメントを読んで「なるほど」と腹落ちする感じでした。

正直思ったよりは解けそうだなと感じたものの…このままでは一発合格は無いなと思いました。

試験範囲のチェック(対策立案)

次に、試験対策を立案するために同じくAWS公式ページの試験ガイドのダウンロード からプロフェッショナルレベルの 出題範囲 をチェックし、明記されている出題範囲を

結構自信ある(強み)

  • ドメイン 1.0: 高可用性および事業継続性
  • ドメイン 2.0: 原価計算
  • ドメイン 4.0: 複雑な大規模デプロイメントのネットワーク設計

普通

  • ドメイン 3.0: デプロイメントマネージメント
  • ドメイン 7.0: 拡張性と伸縮自在性
  • ドメイン 8.0: クラウド移行およびハイブリッドアーキテクチャ

ウィークポイント(弱み)

  • ドメイン 5.0: 複雑な大規模デプロイメントに対応するデータストレージ
  • ドメイン 6.0: セキュリティ

の3つにカテゴライズし、ウィークポイントとした2カテゴリーを集中的に学習することを計画。

試験ガイドにはあくまで出題範囲としてざっくりカテゴリーしか書かれておらず、全カテゴリーの詳細を抑えようとすると、学習時間がいくらあっても足りないため(そんなことない?)、私はウィークポイント克服に特化した形で学習時間を集中投下する戦法でいきました。

ウィークポイントの克服(改善対応)

プロフェッショナルレベル資格取得の学習時間をAM6時から20分〜30分と定義し、日曜日を除いた週6回必ず試験勉強に当て込みました。(毎日20分 × 週6日 x 学習期間2ヶ月 = 960分で16時間)

この枠を定義したのは

  • 朝一のチャットやメールチェック、情報収集が完了している時間
  • 電話やメール・チャットの割り込みが無く、かなり集中できる時間

という背景からです。

ウィークポイント克服に使用した情報ソースはこれら。

これらを一から全て読み込むのは非効率的だと感じたので、公式ユーザガイドや開発者ガイドであれば目次をさらって、明らかに知識不足な章から取り掛かったり、トラブルシューティングやベスト・プラクティスから理解が不足している箇所を逆引きして集中的に学習しました。

当日試験の進め方(実践対策)

本試験は80問を170分で解いていくのですが、鍵となるのはどこまで集中力を持続させることができるかだと思います。

というのも、問題文そのものが長い問いも数多く、個人的には30問を解いた段階で『まだ半分終わってないのか』と若干心が折れそうになりました。

少しでも効率的に試験進めるポイントとしては

  1. 問題文をざっとさらってもよく理解できない場合は回答の選択肢をヒントにする
  2. 問題文が「最も重視しているポイント」を大前提にAWSの立場になって設計をよく考える
  3. わからない問題が続いても気持ち的に凹まない・焦らないこと

これらだと思っており、解答時にかなり判断に悩むような選択肢も準備されている状況下で「問題文が本質的に問いたいポイント・課題としている背景」から考えるというのが重要と個人的には感じています。

私の場合は、80問の解答が完了した時点で

  • 残り時間が50分
  • あとで考えるためマークした問題が15問

という状況で、マークした問題を再度洗い直して、解答を差し替えたのが3問で、残り時間40分の段階で試験終了を実行しました。

全体的な振り返り

ソリューションアーキテクトプロフェッショナルレベルの取得を考えられているエンジニアの方は基本的には業務でバリバリとAWSを使い倒しているはずですが、AWSはサービスの裾野がとても広いため、業務でなかなか利用する機会がないサービスというのもあり、それらのアーキテクチャやサービスを集中的に学習するというのが王道ではないでしょうか。

また、個人的にはプロフェッショナルレベルの試験では「エンタープライズ関連システムのAWS移行や設計方式の業務経験」が非常に活かせると考えており、常日頃そういった設計や業務に携わっているエンジニアの方は、普段の業務延長上で資格取得を目指せると感じています。

もちろん資格が全てではありませんが、体系的に自身のレベルを把握・評価するためには有意義なものであると考えており、MMM社内でも積極的にAWS認定のプロフェッショナルレベル取得を後押ししてまいります。

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