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受託開発において大切にしている3つのこと

kuni

今月、父が誕生日を迎え、めでたく?還暦を迎えるということで、今週末久々に家族全員で集まって還暦祝いを行う予定なのですが、ふと振り返ると、私もいつの間にか一児の父となり、子供を持つなんとも言えない喜びや、責任の重さを日々実感するにつれて、よくまぁ3人も子供を育てたなぁーっと、親になって初めて父親の偉大さを実感した代表の国本です。

さて、以前MMMの具体的な事業内容や開発プロセス、チーム体制のお話でご紹介している通り、MMMでは受託開発をメインの事業として取り組んでいます。

スタートアップ企業の新しいWeb・モバイルサービス立ち上げから、かっちりとしたエンタープライズ系のデータベース基盤設計やAPI開発まで、幅広くお仕事をお受けしている中で、今回私が受託開発において、どのような姿勢・取り組みで、お客さまに価値を提供しようと心掛けているのかという点を書いてみようと思います。

1.事業ドメインを理解し、サービスの価値を最大限高める

新しいWebサービスを立ち上げるにせよ、業務システムを開発するにせよ、開発のターゲットとなる事業ドメインを深く理解し、開発を行うシステムが提供する価値と目指すべきゴールをお客さまと共有することが不可欠と考えています。

「メッセージングの機能を付けたい」「ここの画面にもっと動きをつけたい」といった開発の要件をそのまま単純に実装するような御用聞きではなく、機能付加や画面変更を行いたい根底の狙い・思いを汲み取って、より良い形で具現化するということを常に意識し、プロジェクトに取り組んでいます。

開発対象のサービスやシステムが、ターゲットとしている市場のニーズに対して、どのような切り口でビジネスを展開し、差別化や優位性を保持しようとしているのか、という点を我々開発サイドも深く理解することで、ビジネスにフィットしたシステム・アーキテクチャの選定や、開発タスクの優先度を調整して、コアとなるべき部分へ開発リソースを集中し、早期リリース行い市場の反応を確認するなど、システム的な側面からもサービス価値を高めるお手伝いが可能と考えています。

私が受託開発をお受けする際にプライム案件にこだわっているのは、基本的にいわゆるN次請け(多重下請構造)の案件では、システム開発におけるビジネスの価値とゴールについて、本来共有するべきお客さまが直接見えない状況が多く、伝言ゲームで言われたものを作る体制では、サービス価値を高めるお手伝いが難しいと考えていることが根底にあります。

あたりまえですが、受託開発というビジネスはお仕事を発注していただくお客さまのサービスの成長があってこそ、継続的なビジネスとなり得るので、MMMではお客さまのビジネスを理解した上で、サービスの価値を最大限高めることを重要視しています。

2.見えるもの・動くものを重視する

受託開発のプロジェクトに限ったお話ではありませんが、プロジェクトの初期段階から、ビジネス・コンテキストや、システムアーキテクチャの図解、ユーザインターフェースのモックアップや、コア機能のプロトタイプなど、文書だけではなく実際に見えるもの・動くものを積極的に取り入れています。

これは、お客さまとの認識のズレを防ぐと共に、想定していた機能や、処理フローを実際に見える形にすることで、実際は不要な機能である場合や、サービスの方向性や求めているゴールと乖離していることを早期に発見でき、結果的に開発コストと納期の圧縮が可能となるためです。

サービスにとって本当に必要なコア機能と価値に注力し、スピードが求められる昨今のサービス開発に柔軟に対応するために、受託開発では一見手間とも思われがちな見える化に取り組んでいます。

3.絶対的な信頼関係を築く

これも受託開発に限ったお話ではありませんが。受託開発プロジェクトの成否を決めると言っても過言ではないのが信頼関係です。

開発を行うチームメンバーとの信頼関係はもちろんですが、お仕事を発注していただくお客さまとの信頼関係もキーとなります。

私がお客さまと信頼関係を築くにあたり、大切にしていることはプロジェクトの利害関係者に対して誠実であるという点です。

単純な御用聞きとして開発を行い対価を受け取るような形でお客さまに接するのではなく、サービスの成長やシステムの価値を高めること考え、時にお客さまと意見がぶつかる事があったとしても、真摯に向き合うことで初めてお客さまと信頼関係を築けると考えています。

信頼関係が根底にあってこそ、発注者と受注者の垣根を超えて一丸なり、サービス価値の向上に取り組めるのではないでしょうか。

まとめ:

お仕事を発注していただくお客さまと一丸となって、サービスの価値を最大限高める受託開発を行いたい。と私は常に考えています。

このブログをご覧いただき、少しでもMMMご興味をお持ちいただいた方はこちらから、いつでもお気軽にご連絡下さいませ。

ではでは╭( ・ㅂ・)و ̑̑

発注者と受注者の垣根を超えて一丸なり、サービス価値向上を実現するシステム開発・モバイルアプリケーション開発をご希望の企業様は、是非MMMにご相談下さいませ!

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